中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問170 (経営情報システム 問10(1))

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和6年度(2024年) 問170(経営情報システム 問10(1)) (訂正依頼・報告はこちら)

近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の取り組みが中小企業にも拡大している。DX推進に関する下記の設問に答えよ。

DX認定制度は、DX推進の準備が整っていると認められた企業を国が認定する制度であり、デジタル技術による社会変革に対して経営者に求められる事項を取りまとめた「デジタルガバナンス・コード」に対応している。
経済産業省および情報処理推進機構(IPA)による「DX認定制度申請要項(申請のガイダンス)」(第2版)では、下記に示す〈デジタルガバナンス・コードの項目〉とDX認定制度の申請項目の対応関係が説明されている。

〈デジタルガバナンス・コードの項目〉
1.経営ビジョン・ビジネスモデル
2.戦略
 2.1.組織づくり・人材・企業文化に関する方策
 2.2.ITシステム・デジタル技術活用環境の整備に関する方策
3.成果と重要な成果指標
4.ガバナンスシステム

上記の「2.1.組織づくり・人材・企業文化に関する方策」に対応するDX認定制度の申請項目として、最も適切なものはどれか。
  • 最新の情報処理技術を活用するための環境整備の具体的方策の提示
  • サイバーセキュリティに関する対策の的確な策定及び実施
  • 実務執行総括責任者が主導的な役割を果たすことによる、事業者が利用する情報処理システムにおける課題の把握
  • 実務執行総括責任者による効果的な戦略の推進等を図るために必要な情報発信
  • 戦略を効果的に進めるための体制の提示

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この過去問の解説 (2件)

01

「DX認定制度申請要項(申請のガイダンス)」(第2版)からの出題です。

 

本ガイダンスを事前に学習されていない方もいると思いますが、各選択肢の内容から正答することは可能です。

選択肢1. 最新の情報処理技術を活用するための環境整備の具体的方策の提示

本選択肢は、「2.2.ITシステム・デジタル技術活用環境の整備に関する方策」の記述になります。

 

本選択肢に「環境整備」と記述されていることから不適切な選択肢です。

選択肢2. サイバーセキュリティに関する対策の的確な策定及び実施

本選択肢は、「4.ガバナンスシステム」の記述になります。

 

本選択肢に「対策の的確な策定及び実施」とあり、PDCAサイクルを回すガバナンスシステムのことであると思われるため不適切な選択肢です。

選択肢3. 実務執行総括責任者が主導的な役割を果たすことによる、事業者が利用する情報処理システムにおける課題の把握

本選択肢は、「4.ガバナンスシステム」の記述になります。

 

本選択肢に「課題の把握」とあり、PDCAサイクルを回すガバナンスシステムのことであると思われるため不適切な選択肢です。

選択肢4. 実務執行総括責任者による効果的な戦略の推進等を図るために必要な情報発信

本選択肢は、「4.ガバナンスシステム」の記述になります。

 

本選択肢に「必要な情報発信」とあり、PDCAサイクルを回すガバナンスシステムのことであると思われるため不適切な選択肢です。

選択肢5. 戦略を効果的に進めるための体制の提示

戦略を効果的に進めるための体制の提示は、「2.1.組織づくり・人材・企業文化に関する方策」に対応するDX認定制度の申請項目として最も適切です。

 

本選択肢に「体制の提示」とあり、組織体制に関することであると思われるため正解の選択肢となります。

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02

設問で問われているのは、「2.1 組織づくり・人材・企業文化に関する方策」に対応する申請項目です。

この項目は、単に技術を整えるのではなく、戦略を実行するための組織体制や人材の育成、文化の醸成に関する部分です。

選択肢1. 最新の情報処理技術を活用するための環境整備の具体的方策の提示

これはITシステムやデジタル環境の整備に関する話であり、「2.2」の項目に対応します。
該当しません。

選択肢2. サイバーセキュリティに関する対策の的確な策定及び実施

これはガバナンスやリスク管理に関連し、「4. ガバナンスシステム」に近い内容です。
該当しません。

選択肢3. 実務執行総括責任者が主導的な役割を果たすことによる、事業者が利用する情報処理システムにおける課題の把握

これはシステムに関する経営層の関与であり、「2.2」や「4」に近い考え方です。
該当しません。

選択肢4. 実務執行総括責任者による効果的な戦略の推進等を図るために必要な情報発信

これは「2. 戦略」全体を支える上で重要なポイントではありますが、「2.1」の内容には絞り切れません。
やや広すぎる内容で、該当しません。

選択肢5. 戦略を効果的に進めるための体制の提示

これは、まさに「2.1 組織づくり・人材・企業文化」に関する内容です。

戦略を実行するための組織体制や文化がテーマだからです。
最も適切です。

まとめ

戦略を実行するには、組織や人の体制が整っていることが重要です。

そのため「戦略を効果的に進めるための体制の提示」が2.1に対応します。

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