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技術士の過去問 平成27年度(2015年) 基礎科目「設計・計画に関するもの」 問2

問題

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ある銀行に1台のATMがあり、1時間当たり50人が利用する。このATMの1人当たりの平均処理時間は30秒である。このとき、客がATMに並んでから処理が終了するまでの平均の時間として最も近い値はどれか。
ただし、単位時間当たりに利用する客の数の分布はポアソン分布に、また、処理に要する時間は指数分布に従うものとする。これによる計算式を次に示す。

 待ち行列長 = 利用率 ÷( 1-利用率 )
 平均待ち時間 = 待ち行列長 × 平均処理時間
 利用率 = 単位時間当たりの平均到着人数 ÷ 単位時間当たりの平均処理人数
 平均応対時間 = 平均待ち時間 + 平均処理時間
   1 .
21秒
   2 .
31秒
   3 .
41秒
   4 .
51秒
   5 .
61秒
( 技術士 第一次試験 平成27年度(2015年) 基礎科目「設計・計画に関するもの」 問2 )
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この過去問の解説 (3件)

89
平均応対時間に関する問題です。
計算条件は設問で与えられているため、
それを元に算出します。

①まず利用率を算出します。
単位時間当たりの平均到着人数は、問題文で与えられているので、50人です。
単位時間当たりの平均処理人数は、30秒で1人と与えられているので、1時間では、
1[時間] ÷ 30[秒] = 60×60[秒] ÷ 30[秒] = 120[人]
よって、
利用率 = 50 ÷ 120 = 5/12

②利用率を元に、設問の式を用いて順に計算をしていきます。
待ち行列長 = 5/12 ÷ (1 - 5/12) = 5/7
平均待ち時間 = 5/7 × 30 = 150/7 [秒]
平均応対時間 = 150/7 + 30 = 51.43 [秒]

よって、選択肢のうち最も近い、4の 51秒 が正解です。

付箋メモを残すことが出来ます。
19
正解は4です。

平均対応時間を求める問題です。
平均処理時間は30秒となっているので、平均待ち時間を求めれば、
平均対応時間を算出できます。
平均待ち時間を求めるためには、まず利用率を算出し、
次に待ち行列長を求める必要があります。

このATMは平均処理時間30秒なので、1分当たり平均2人、
1時間当たり平均120人処理出来ます。
したがって利用率は 50 ÷ 120 = 5/12となります。
よって、待ち行列は 5/12 ÷ ( 1 – 5/12 ) = 5/12 × 12/7= 5/7です。
平均待ち時間を求めると 5/7 × 30 ≒ 21.43 秒です。
以上から、平均対応時間は 30 + 21.43 = 51.43秒となります。
解に最も近い値の4が正解です。

16

問題文中に「ポアソン分布」や「指数分布」などの文言があるため、身構えてしまいますが、その後に記載された計算式に従って計算していけば、比較的容易に解答できます。落ち着いて解いていきましょう。

計算式を上から順番に、(a), (b), (c), (d),と命名します。

(a) の「待ち行列長」を求めるために必要な「利用率」は(c)の式より求められるので、まず、(c)の式から解いていきます。

「単位時間当たりの平均到着人数」は、問題文より1時間あたり50人、とわかります。

また、「単位時間当たりの平均処理人数」は、「1人当たりの平均処理時間は30秒」と記されていることから、60/0.5=120 より 120人、とわかります。

これを(c)の式に当てはめ、「利用率」は50/120 ≒ 0.417、となります。

これを(a)の式に当てはめ、「待ち行列長」は0.417/(1-0.417)=0.417/0.583 ≒ 0.715、となります。

続いて、(b)の式より、「平均待ち時間」は 0.715 x 30(秒) = 21.45(秒)となります。

そして、「平均応対時間」は、(d)の式より、30(秒) + 21.45(秒) = 51.45(秒)となります。

以上、最も近いのは4.の51秒ですので、4. が正解選択肢となります。

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