技術士の過去問
平成28年度(2016年)
基礎科目「解析に関するもの」 問13
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あ
か
さ
た
な
は
ま
や
ら
あん摩マッサージ指圧師
1級 管工事施工管理技士
1級 建築施工管理技士
1級 電気工事施工管理技士
1級 土木施工管理技士
運行管理者(貨物)
貸金業務取扱主任者
危険物取扱者 乙4
給水装置工事主任技術者
クレーン・デリック運転士
国内旅行業務取扱管理者
第一種 衛生管理者
第一種 電気工事士
大学入学共通テスト(世界史)
第三種 電気主任技術者
第二種 衛生管理者
第二種 電気工事士
調剤報酬請求事務技能認定
賃貸不動産経営管理士
2級 管工事施工管理技士
2級 建築施工管理技士
2級 電気工事施工管理技士
2級 土木施工管理技士
ビル管理技術者(建築物環境衛生管理技術者)
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この過去問の解説 (4件)
01
与式の一次関数 f(x) = ax + b より、f(x)dx = 1/2ax² + bx となります。
よって、与式の定積分 ∫f(x)dx = 2b となります。
不適切なものを選択するので、各選択肢で解が 2b とならないものが正解です。
1.適切です
2f(0) = 2b
よって適切です。
2.適切です
f(-1) + f(1) = (-a + b) + (a + b) = 2b
よって適切です。
3.不適切です
1/4f(-1) + f(0) + 1/4f(1)
= 1/4(-a + b) + b + 1/4(a + b) = 2/3b
よって不適切です。
4.適切です
1/2f(-1) + f(0) + 1/2f(1)
= 1/2(-a + b) + b + 1/2(a + b) = 2b
よって適切です。
5.適切です
1/3f(-1) + 4/3f(0) + 1/3f(1)
= 1/3(-a + b) + 4/3b + 1/3(a + b) = 2b
よって適切です。
以上より、3が正解です。
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02
正解は3です。
まずは関数と定積分が与えられているので計算してみましょう
∫(ax+b)dx =[ax2/2 + bx]-11
a/2+b - a/2 +b =2b
あとは積分前の関数を代入していけば求まります。
1正しい
2f(0)=2b
2正しい
f(-1)+f(+1)=-ax+b+ax+b=2b
3正しくない
1/4 f(-1) + f(0) + 1/4 f(+1)=a/4 + b/4 + b - a/4 + b/4 = 3/2 b
4正しい
1/2 f(-1) + f(0) + 1/2 f(+1)=a/2 + b/2 + b -a/2 + b/2 = 2b
5正しい
1/3 f(-1) + 4/3 f(0) + 1/3 f(+1) = a/3+b/3+4b/3-a/3+b/3=6b/3=2b
よって正解は3です。
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03
定積分に関する問題です。
f(x)=ax+b の積分は1/2ax^2+bxになります。
1から-1の定積分を計算すると
a/2+b-(a/2-b)=2bになります。
それぞれの選択肢を計算して比較すると
①2f(0)=2b
②f(-1)+f(1)=-a+b+a+b=2b
③1/4f(-1)+f(0)+1/4f(1)=1/4(-a+b)+b+1/4(a+b)=3/2b
④1/2f(-1)+f(0)+1/2f(1)=1/2(-a+b)+b+1/2(a+b)=2b
⑤1/3f(-1)+4/3f(0)+1/3f(1)=1/3(-a+b)+4/3b+1/3(a+b)=2b
以上より、定積分の計算2bと一致しない③が正解になります。
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04
定積分の解を近似計算で算出し、不適切な選択肢がどれかを調べる問題です。
・長方形近似による解の算出
f(x)を-1≦x<0、0≦x≦1の2区間に分け解を求めます。
-1≦x<0の区間を、横1、高さf(0)の長方形の面積f(0)で近似します。
0≦x≦1の区間を、横1、高さf(0)の長方形の面積f(0)で近似します。
-1≦x<0の区間では近似値が実測値より大きくなりますが、
0≦x≦1の区間では実測値より小さくなるので相殺され、
結果として実測値と等しくなります。このときの、長方形近似の値は、
f(0)+f(0)=2f(0)となります。
・台形近似による解の算出
①-1≦x≦1の区間による台形近似
台形の面積は1/2×(上底-下底)×高さで求められます。
f(x)を-1≦x≦1の区間で台形近似で定積分の解を求めると、
1/2×( f(-1)-f(1) )×2=f(-1)+f(1)
一次関数では台形近似と実測値が等しくなります。このときの、台形近似の値は、
f(-1)+f(1)です。
②-1≦x<0、0≦x≦1の2区間で台形近似
-1≦x<0の区間で台形近似すると、
1/2×( f(-1)+f(0) )×1= 1/2 × (f(-1)+f(0))
0≦x≦1の区間で台形近似すると、
1/2×( f(0)+f(1) )×1= 1/2 × (f(0)+f(1))
-1≦x≦1区間での定積分の解は、2区間の面積の合計なので、
1/2 × (f(-1)+f(0)) + 1/2 × (f(0)+f(1))
=1/2f(-1) + f(0) + 1/2f(1)
・シンプソンの公式による解の算出
-1≦x≦1の区間でシンプソンの公式に代入すると、
(1-(-1) / 6 (f(-1) + 4f((-1+1)/2) + f(1))
=1/3 (f(-1) + 4f(0) + f(1)) = 1/3 f(-1) + 4/3 f(0) + 1/3 f(1)
上記の通り、3つの近似法で4つの解を導き、
各選択肢を確認すると、選択肢3が適さないことが分かります。
したがって、3が正解です。
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