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技術士の過去問 平成29年度(2017年) 基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問30

問題

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科学史・技術史上著名な業績に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
   1 .
アレッサンドロ・ボルタは、異種の金属と湿った紙で電堆( 電池 )を作り定常電流を実現した。
   2 .
アレクサンダー・フレミングは、溶菌酵素のリゾチームと抗生物質のペニシリンを発見した。
   3 .
ヴィルヘルム・レントゲンは、陰極線の実験を行う過程で未知の放射線を発見しX線と名付けた。
   4 .
グレゴール・メンデルは、エンドウマメの種子の色などの性質に注目し植物の遺伝の法則性を発見した。
   5 .
トマス・エジソンは、交流電圧を用いて荷電粒子を加速するサイクロトロンを発明した。
( 技術士 第一次試験 平成29年度(2017年) 基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問30 )
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この過去問の解説 (3件)

16
1. 正しいです。
アレッサンドロ・ボルタは、食塩水に浸した紙を使い、それを2種類の金属で挟むことで電気の流れが生じることを発見しています。

2. 正しいです。
アレクサンダー・フレミングは、1919年に殺菌作用を持つ酵素であるリゾチームを、1928年には抗生物質であるペニシリンを、どちらも偶然から発見しています。

3. 正しいです。
ヴィルヘルム・レントゲンは、1895年にX線を発見しました。

4. 正しいです。
グレゴール・メンデルは、1865年に分離の法則、独立の法則、優性の法則の3つからなるメンデルの法則を発表しています。

5. 間違いです。
サイクロトロンは、アーネスト・ローレンスが1932年に考案しています。

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5
1. 適切です。
 アレッサンドロ・ボルタは、食塩水に浸した紙を2種類の金属で挟むことで電気の流れが生じることを発見しています。その後、ボルタは一定の電流を作り出す化学電池(いわゆる「ボルタの電堆」)を発明しました。

2. 適切です。
 アレクサンダー・フレミングは、1920年代に殺菌作用を持つ酵素であるリゾチームと抗生物質であるペニシリンを発見しました。どちらも偶然からの発見といわれています。

3. 適切です。
 ヴィルヘルム・レントゲンは、1895年に陰極線の実験を行う過程で未知の放射線を発見し、これをX線と名付けました。

4. 適切です。
 グレゴール・メンデルは、エンドウマメの種子の色などの性質に注目した植物の遺伝の法則性を発見し、1865年に発表しています。これは、分離の法則、独立の法則、優性の法則の3つからなる「メンデルの法則」と言われています。

5. 不適切です。
 サイクロトロンは、アーネスト・ローレンスが1932年に考案したイオンを加速するための円形加速器の一種です。

 よって、正解は5となります。

4

正解は5です。

1~4は文章の通りなのですが考え方や補足などを記載しておきます。

1正しいです。

電圧の単位(ボルト)の由来となったボルタなので電池、というのは正しいだろうと憶測がつきます。記載のボルタ電池も原理としては正しいのでこの文章はあっています。

2正しいです。

アレクサンダー・フレミングは細菌学者で、ペニシリンやリゾチームを偶然発見したというエピソードは有名です。ちなみに、右手の法則と左手の法則で有名なジョン・フレミングは別人なので注意しましょう。

3正しいです

X線はレントゲンが発見したのは有名ですが「陰極線の実験から発見した」というのも事実ですので正しいです。

4正しいです

メンデルの法則も有名ですが、こちらもエンドウが利用されていますが、豆の形や色、花の色や高さ等はっきりと見分けられるためだとされています。

5誤りです

サイクロトロンを発明したのはアーネスト・ローレンスです。エジソンは電球や蓄音機などを発明しました。

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