技術士の過去問
平成30年度(2018年)
基礎科目「設計・計画に関するもの」 問3
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
技術士 第一次試験 平成30年度(2018年) 基礎科目「設計・計画に関するもの」 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
人に優しい設計に関する次の(ア)~(ウ)の記述について、それぞれの正誤の組合せとして、最も適切なものはどれか。
( ア ) バリアフリーデザインとは、障害者、高齢者等の社会生活に焦点を当て、物理的な障壁のみを除去するデザインという考え方である。
( イ ) ユニバーサルデザインとは、施設や製品等について新しい障壁が生じないよう、誰にとっても利用しやすく設計するという考え方である。
( ウ ) 建築家ロン・メイスが提唱したバリアフリーデザインの7原則は次のとおりである。誰もが公平に利用できる、利用における自由度が高い、使い方が簡単で分かりやすい、情報が理解しやすい、ミスをしても安全である、身体的に省力で済む、近づいたり使用する際に適切な広さの空間がある。
( ア ) バリアフリーデザインとは、障害者、高齢者等の社会生活に焦点を当て、物理的な障壁のみを除去するデザインという考え方である。
( イ ) ユニバーサルデザインとは、施設や製品等について新しい障壁が生じないよう、誰にとっても利用しやすく設計するという考え方である。
( ウ ) 建築家ロン・メイスが提唱したバリアフリーデザインの7原則は次のとおりである。誰もが公平に利用できる、利用における自由度が高い、使い方が簡単で分かりやすい、情報が理解しやすい、ミスをしても安全である、身体的に省力で済む、近づいたり使用する際に適切な広さの空間がある。
- ( ア )正 ( イ )正 ( ウ )誤
- ( ア )誤 ( イ )正 ( ウ )誤
- ( ア )誤 ( イ )誤 ( ウ )正
- ( ア )正 ( イ )誤 ( ウ )誤
- ( ア )正 ( イ )正 ( ウ )正
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
(ア)誤りです
バリアフリーデザインでは、障壁を「物理的障壁」と「社会的障壁」に分けており、両方のバリアを除去するという考え方になっています。
(イ)正しいです
ユニバーサルデザインでは、障害の有無や年齢・性別等にとらわれず、できるだけ多くの人にとって使いやすいことを考え設計するという考え方になっています。
(ウ)誤りです
ロン・メイスが提唱した7原則は、バリアフリーデザインではなく、ユニバーサルデザインに関するものです。
(ア)誤、(イ)正、(ウ)誤、なので、2が正解となります。
参考になった数51
この解説の修正を提案する
02
(ア)誤りです
バリアフリーデザインでは、障壁を「物理的障壁」と「社会的障壁」に分け、両方のバリアを除去するという考え方です。
よって、記述内容は誤りです。
(イ)正しいです
ユニバーサルデザインでは、あらかじめ、障害の有無や年齢・性別等にかかわらず、多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方を言います。
よって、記述内容は正しいです。
(ウ)誤りです
建築家ロン・メイスが提唱した7原則は、バリアフリーデザインではなく、ユニバーサルデザインに関するものです。
よって、記述内容は誤りです。
以上のことから、(ア)誤、(イ)正、(ウ)誤、となるため、2が正解となります。
参考になった数9
この解説の修正を提案する
03
人に優しい設計に関する問題です。
(ア)誤りです
バリアフリーデザインとは、物理的な障壁だけでなく、社会的な障壁も除去する考え方になっています。
よって誤りです。
(イ)正しいです。
ユニバーサルデザインとは、老若男女とわず誰もが利用しやすいよう施設や製品を設計する考え方です。
よって正しいです。
(ウ)誤りです
ロン・メイスが提唱したのはバリアフリーデザインの7原則ではなく、ユニバーサルデザインの7原則であるため、誤りです。
よって(ア)誤、(イ)正、(ウ)誤なので、正解は2となります。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
前の問題(問2)へ
平成30年度(2018年)問題一覧
次の問題(問4)へ