技術士の過去問
平成30年度(2018年)
基礎科目「情報・論理に関するもの」 問12
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問題
技術士 第一次試験 平成30年度(2018年) 基礎科目「情報・論理に関するもの」 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
900個の元をもつ全体集合Uに含まれる集合A、B、Cがある。集合A、B、C等の元の個数は次のとおりである。
- 385個
- 412個
- 420個
- 480個
- 488個
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この過去問の解説 (3件)
01
集合(A∪B∪C)ではないものの個数を求めたいので、
全体集合∪ - 集合(A∪B∪C)で求めればよいです。
A∪B∪Cはベン図を描いて考えます。
A∪B∪C = 300+180+128 - (60+43+26) + 9
= 488
集合(A∪B∪C)ではないものの個数は、
900 - 488 = 412
よって、2が正解です。
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02
集合に関する問題です。
集合(A∪B∪C)ではないものの個数を求めたいので、
全体集合∪ - 集合(A∪B∪C)で求めればよいです。
まず、A、B、Cの合計の合計個数を重複分も含めて考えます。
これは 300 + 180 + 128 です。
ここから重複分の個数を引きます。
重複分の個数は 60 + 43 + 26 - 9 です。
よってA∪B∪C は
A∪B∪C = 300+180+128 - (60+43+26 - 9)
= 488
となります。
集合(A∪B∪C)ではないものの個数は、
900 - 488 = 412
よって、2が正解です。
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03
集合に関する問題です。
∩は、共通部分∪は、和集合(いずれかの集合に含まれるもの)表します。
求めるのは、A∪B∪Cの補集合となりますので、
全体集合Uの個数から集合A∪B∪Cの個数を引くと求めることができます。
A∪B∪Cは、集合Aと集合Bと集合Cのいずれかに含まれる個数を表しているため、
集合Aと集合Bと集合Cの合計個数(300個+180個+128個=608個)から
重複する部分の個数、
すなわち、
集合Aと集合Bの共通部分(A∩B)の個数(60個)
集合Bと集合Cの共通部分(B∩C)の個数(43個)
集合Cと集合Aの共通部分(C∩A)の個数(26個)
を控除して、
集合Aと集合Bと集合Cのいずれにも含まれる部分(A∩B∩C)の個数(9個)を足すと求めることができます。
すなわち、A∪B∪Cは、
300 + 180 + 128 - (60 + 43 + 26) + 9 = 488個
全体集合Uの個数は900個なので、
900 – 488 = 412 となります。
よって、2が正解となります。
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