技術士の過去問
令和元年度(2019年)
基礎科目「設計・計画に関するもの」 問4
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問題
技術士 第一次試験 令和元年度(2019年) 基礎科目「設計・計画に関するもの」 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
材料の強度に関する次の記述の、( )に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。
下図に示すように、真直ぐな細い針金を水平面に垂直に固定し、上端に圧縮荷重が加えられた場合を考える。荷重がきわめて、( ア )ならば針金は真直ぐな形のまま純圧縮を受けるが、荷重がある限界値を( イ )と真直ぐな変形様式は不安定となり、( ウ )形式の変形を生じ、横にたわみはじめる。この種の現象は、( エ )と呼ばれる。
下図に示すように、真直ぐな細い針金を水平面に垂直に固定し、上端に圧縮荷重が加えられた場合を考える。荷重がきわめて、( ア )ならば針金は真直ぐな形のまま純圧縮を受けるが、荷重がある限界値を( イ )と真直ぐな変形様式は不安定となり、( ウ )形式の変形を生じ、横にたわみはじめる。この種の現象は、( エ )と呼ばれる。
- ア:小 イ:下回る ウ:ねじれ エ:座屈
- ア:大 イ:下回る ウ:ねじれ エ:共振
- ア:小 イ:越す ウ:ねじれ エ:共振
- ア:大 イ:越す ウ:曲げ エ:共振
- ア:小 イ:越す ウ:曲げ エ:座屈
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この過去問の解説 (4件)
01
イ 越す 値を大きくしていくため。
ウ 曲げ 荷重がかかっていくとねじれることはないため。
エ 座屈 折れ曲がる現象は座屈です。
よって、5です。
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02
座屈に関する問題です
ある棒の片端を固定し、もう片端から軸方向に荷重を加えるとき、
ある一定の荷重を超えると棒が湾曲する現象を座屈と言います。
座屈は対象となる棒の径が大きいほど発生しにくく、荷重が大きいほど
発生しやすい現象です。
以上より、設問の穴埋めは以下の単語が入ります。
下図に示すように、真直ぐな細い針金を水平面に垂直に固定し、上端に圧縮荷重が加えられた場合を考える。荷重がきわめて、( ア:小 )ならば針金は真直ぐな形のまま純圧縮を受けるが、荷重がある限界値を( イ:越す )と真直ぐな変形様式は不安定となり、( ウ:曲げ )形式の変形を生じ、横にたわみはじめる。この種の現象は、( エ:座屈 )と呼ばれる。
したがって、
ア:小
イ:越す
ウ:曲げ
エ:座屈
を満たす5が正解となります。
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03
材料の強度に関する穴埋め問題になります。
下図に示すように、真直ぐな細い針金を水平面に垂直に固定し、上端に圧縮荷重が加えられた場合を考える。荷重がきわめて、[(ア)小 ]ならば針金は真直ぐな形のまま純圧縮を受けるが、荷重がある限界値を[(イ)超す ]と真直ぐな変形様式は不安定となり、[(ウ)曲げ ]形式の変形を生じ、横にたわみはじめる。この種の現象は、[(エ)座屈 ]と呼ばれる。
よって、
ア:小 イ:越す ウ:曲げ エ:座屈
となりますので、正解は5です。
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04
<正解>5
[解説]
材料の強度に関する穴埋めの組み合わせの問題です。
(ア)から(エ)に入る語句は以下のとおりです。
(ア)小 (イ)越す
(ウ)曲げ (エ)座屈
上記、(ア)から(エ)の語句を踏まえて、
各選択肢を確認すると以下のとおりとなります。
1.(ア)(エ)は適切ですが、
(イ)が「下回る」、(ウ)が「ねじれ」となっているため、
不適切な組み合わせとなります。
2.(ア)から(エ)の全てが合致していないため、
不適切な組み合わせとなります。
3.(ア)(イ)は適切ですが、
(ウ)が「ねじれ」、(エ)が「共振」となっているため、
不適切な組み合わせとなります。
4.(イ)(ウ)は適切ですが、
(ア)が「大」、(エ)が「共振」となっているため、
不適切な組み合わせとなります。
5.(ア)から(オ)の全てが合致しているため、
適切な組み合わせとなります。
以上のことから、適切な組合せは、5となります。
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