問題
(ア)陽子の数は等しいが、電子の数は異なる。
(イ)質量数が異なるので、化学的性質も異なる。
(ウ)原子核中に含まれる中性子の数が異なる。
(エ)放射線を出す同位体は、医療、遺跡の年代測定などに利用されている。
(オ)放射線を出す同位体は、放射線を出して別の原子に変わるものがある。
同位体に関する正誤問題です。
(ア)誤りです。
同位体は陽子と電子の数が変化せず中性子の個数によって質量数が異なる原子のことを指します。
(イ)誤りです。
質量数が異なっても、電子の数は同じなので化学的性質はほぼ同じです。
(ウ)正しいです。
原子の同位体は陽子の数が同じで中性子の数が異なります。
(エ)正しいです。
放射性同位体が半分に減る時間を「半減期」といい、半減期から年代を特定することができます。
(オ)正しいです。
例えば、炭素の放射性同位体14Cは陽子を6個、中性子を8個持っていますが、放射線を出して陽子7個、中性子7個の窒素に変化します。
したがって、ア:誤 イ:誤 ウ:正 エ:正 オ:正
になりますので、5が正解です。
同位体に関する正誤問題です
(ア)誤りです
同位体は、陽子と電子の数が等しいが中性子の数が異なる同一元素の原子のことを言います。
(イ)誤りです
中性子の数が異なるため、質量数は異なりますが、電子の数が等しいため、化学的性質もほぼ同じです。
(ウ)正しいです
同位体は原子核中に含まれる中性子の数が異なります。
(エ)正しいです
放射性同位体が放射線を出し、放射性崩壊を起こして他の元素に変化していきます。
放射性崩壊を起こし、はじめの原子数の半分の原子数が放射性崩壊するまでの時間を「半減期」といい、この半減期から年代を特定することができます。
(オ)正しいです
放射線をだす同位体は、放射線をだして別の原子に変わるものもあります。
よって、(ア)誤、(イ)誤、(ウ)正、(エ)正、(オ)正、なので正解は5です。
同位体に関する正誤問題です。
(ア)不適切です。
同位体は電子の数も同じです。
(イ)不適切です。
化学的性質はほぼ同じです。
(ウ)適切です。
中性子の数は異なります。
(エ)適切です。
(オ)適切です。
よって正解は5です。