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技術士の過去問 令和元年度(2019年) 基礎科目「材料・化学・バイオに関するもの」 問24

問題

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タンパク質に関する次の記述の、(   )に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。

タンパク質を構成するアミノ酸は、( ア )種類あり、アミノ酸の性質は、( イ )の構造や物理化学的性質によって決まる。タンパク質に含まれるそれぞれのアミノ酸は、隣接するアミノ酸と( ウ )をしている。タンパク質には、等電点と呼ばれる正味の電荷が0となるpHがあるが、タンパク質が等電点よりも高いpHの水溶液中に存在すると、タンパク質は、( エ )に帯電する。
   1 .
ア:15  イ:側鎖    ウ:ペプチド結合  エ:正
   2 .
ア:15  イ:アミノ基  ウ:エステル結合  エ:負
   3 .
ア:20  イ:側鎖    ウ:ペプチド結合  エ:負
   4 .
ア:20  イ:側鎖    ウ:エステル結合  エ:正
   5 .
ア:20  イ:アミノ基  ウ:ペプチド結合  エ:正
( 技術士 第一次試験 令和元年度(2019年) 基礎科目「材料・化学・バイオに関するもの」 問24 )
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この過去問の解説 (3件)

20

生体を構成する最も重要な分子であるタンパク質に関する基礎知識を問う問題で、技術士試験ではよく出てきます。問題文を読み進めながら、それぞれの空欄に当てはまる語句を丁寧に考えていきましょう。

ア. タンパク質を構成するアミノ酸は20種類です。

※この時点で、選択肢は3. 4. 5.に絞られます。

イ. アミノ酸は、4つの単結合を持つことができる炭素にカルボキシル基、アミノ基、水素が一つずつ単結合した共通構造を持ち、残り一つの単結合部分に存在する「側鎖」と呼ばれる構造の違いにより、それぞれのアミノ酸の性質が決まります。

※この時点で、選択肢は3. 4. に絞られます。

ウ. タンパク質を構成するアミノ酸同士の結合のことをペプチド結合と呼びます。エステル結合は、カルボン酸とアルコールとの結合様式のことです。

※この時点で、選択肢は3. に絞られますが、エ.についても確認しておきましょう。

エ. タンパク質が等電点より高いpHの水溶液中に存在すると、水溶液全体の電荷を0にするため、タンパク質は負に帯電することになります。

以上、正解選択肢は3. となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
アミノ酸は,「20」種類です。

アミノ酸の性質は,「側鎖」の構造や物理化学的性質によって決まります。

アミノ酸は,隣接するアミノ酸と「ペプチド結合」をしています。

タンパク質が等電点よりも高いpHの水溶液中に存在すると,タンパク質は,「負」に帯電します。

よって、3です。

3

タンパク質に関する問題です。

タンパク質を構成するアミノ酸は「20」種類あります。

アミノ酸は、4つの単結合を持つことができる炭素に対して、カルボキシル基、アミノ基、水素が一つずつ単結合した共通構造と、残り一つの単結合部分に存在する「側鎖」からできています。側鎖の構造の違いにより、それぞれのアミノ酸の性質が決まります。

隣接するアミノ酸との結合のことを「ペプチド結合」と呼びます。

タンパク質が等電点より高いpHの水溶液中に存在すると、タンパク質は「負」に帯電します。

よって、ア:20 イ:側鎖 ウ:ペプチド結合 エ:負 なので正解は3です。

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