技術士の過去問
令和元年度(2019年)
適性科目 問42
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問題
技術士 第一次試験 令和元年度(2019年) 適性科目 問42 (訂正依頼・報告はこちら)
男女雇用機会均等法及び育児・介護休業法やハラスメントに関する次の(ア)~(オ)の記述について、正しいものは○、誤っているものは×として、最も適切な組合せはどれか。
(ア)職場におけるセクシュアルハラスメントは、異性に対するものだけではなく、同性に対するものも該当する。
(イ)職場のセクシュアルハラスメント対策は、事業主の努力目標である。
(ウ)現在の法律では、産休の対象は、パート、雇用期間の定めのない正規職員に限られている。
(エ)男女雇用機会均等法及び育児・介護休業法により、事業主は、事業主や妊娠等した労働者やその他の労働者の個々の実情に応じた措置を講じることはできない。
(オ)産前休業も産後休業も、必ず取得しなければならない休業である。
(ア)職場におけるセクシュアルハラスメントは、異性に対するものだけではなく、同性に対するものも該当する。
(イ)職場のセクシュアルハラスメント対策は、事業主の努力目標である。
(ウ)現在の法律では、産休の対象は、パート、雇用期間の定めのない正規職員に限られている。
(エ)男女雇用機会均等法及び育児・介護休業法により、事業主は、事業主や妊娠等した労働者やその他の労働者の個々の実情に応じた措置を講じることはできない。
(オ)産前休業も産後休業も、必ず取得しなければならない休業である。
- ア:○ イ:× ウ:× エ:× オ:×
- ア:× イ:○ ウ:× エ:× オ:○
- ア:○ イ:× ウ:○ エ:○ オ:○
- ア:× イ:× ウ:○ エ:× オ:×
- ア:○ イ:○ ウ:× エ:○ オ:○
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この過去問の解説 (3件)
01
(イ)「事業主の努力目標」ではなく義務なので誤りです
(ウ)「正規社員に限られて」おらず非正規社員も対象になるので誤りです。
(エ)「個々に応じた措置を講じること」は可能なので誤りです。
(オ)「必ず取得しなければならない」は誤りです。
よって答えは1です。
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02
<正解>1
[解説]
男女雇用機会均等法及び育児・介護休業法、ハラスメントに関する記述について、正誤の組み合わせを問う問題です。
各選択肢の正誤は以下のとおりです。
(ア)正しい記述内容です。
職場におけるセクシュアルハラスメントは、
異性に対するものだけではなく、
同性に対するものも含まれています。
よって、正しい記述内容となります。
(イ)誤った記述内容です。
職場のセクシュアルハラスメント対策は、
事業主の義務とされています。
よって、誤った記述内容となります。
(ウ)誤った記述内容です。
産休の対象は、
パートや正社員など雇用形態にかかわらず、
出産する本人ならば誰でも取得することができます。
よって、誤った記述内容となります。
(エ)誤った記述内容です。
事業主には、職場におけるハラスメントを防止するため、妊娠等した労働者やその他の労働者の個々の実情に応じた措置を講じることが求められています。
よって、誤った記述内容となります。
(オ)誤った記述内容です。
産前休業は、本人の請求により与えられるものになりますが、
産後休業は、本人の請求の有無に関係なく与えられるもの
となります。
よって、誤った記述内容となります。
これらを踏まえて各選択肢を検討すると以下のとおりとなります。
1 アからオまでの全てが合致しているため、
適切な組み合わせとなります。
2 アが×、イとオが〇となっているため、
不適切な組み合わせとなります。
3 ウ、エ、オが〇となっているため、
不適切な組み合わせとなります。
4 アが×、ウが〇となっているため、
不適切な組み合わせとなります。
5 イ、エ、オが〇となっているため、
不適切な組み合わせとなります。
よって、正解は1となります。
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03
イ 事業主の「努力目標」ではなく「義務」のため×です。
ウ パート等は現在の法律では対象外のため×です。
エ 個々の実情に応じた措置が必要のため×です。
オ 必ず取得しなければならないわけではないため×です。
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