技術士の過去問
令和2年度(2020年)
基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問30

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問題

技術士 第一次試験 令和2年度(2020年) 基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

次の(ア)~(オ)の科学史・技術史上の著名な業績を、古い順から並べたものとして、最も適切なものはどれか。

(ア) マリー及びピエール・キュリーによるラジウム及びポロニウムの発見
(イ) ジェンナーによる種痘法の開発
(ウ) ブラッテン、バーディーン、ショックレーによるトランジスタの発明
(エ) メンデレーエフによる元素の周期律の発表
(オ) ド・フォレストによる三極真空管の発明

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この過去問の解説 (3件)

01

(ア)ポロニウムは1898年7月にウラン鉱石から発見され、ラジウムは1898年に放射線の測定と分光学的測定から発見されました。
(イ)ジェンナーが種痘法を発表したのは1798年です。
(ウ)ブラッテン、バーディーン、ショックレーの三人の連名で1948年に発表されました。
(エ)周期表は1869年にメンデレーエフによって提案されました。
(オ)ド・フォレストは1906年に三極真空管の特許を取得しました。
したがって、古い順番から並べると
1.のイ→エ→ア→オ→ウ が正解です。

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02

科学技術の歴史に関する問題も技術士試験では良く出てきます。まずは、該当する年代をできるだけ正確に書き出して、並べ替えを間違えないように注意して解答しましょう。

今回の項目のそれぞれの該当年は以下の通りになります。

(ア)1898年のことになります。

(イ)1796年に開発、1798年に公表されています。

(ウ)1948年に3人の連名でその発明が発表されました。

(エ)周期表が初めて公表されたのは1870年のことになります。

(オ)1907年に米国で特許出願、1908年に特許が発効しています。

以上の事項を古い順に並べ変えると、イ→エ→ア→オ→ウ、となり、正解選択肢は1.となります。

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03

<正解>1

[解説]

科学史・技術史上の著名な業績について、

古い順に並べる問題です。

(ア)から(オ)の年代は以下のとおりです。

(ア)1898年

(イ)1798年

(ウ)1948年

(エ)1869年

(オ)1906年

これを古い順にならべると、イ → エ → ア → オ → ウとなります。

これらを踏まえて、各選択肢を検討すると以下のとおりとなります。

1.イ → エ - ア → オ → ウと並んでいるため、適切なものとなります。

2.アが最後になっているため、不適切なものとなります。

3.オが2番目となっているため、不適切なものとなります。

4.エが1番目となっているため、不適切なものとなります。

5.エが1番目となっているため、不適切なものとなります。

よって、最も適切に並べている選択肢は、1となります。

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