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技術士の過去問 令和3年度(2021年) 基礎科目「解析に関するもの」 問13

問題

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3次元直交座標系(x, y, z)
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( 技術士 第一次試験 令和3年度(2021年) 基礎科目「解析に関するもの」 問13 )
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この過去問の解説 (1件)

10

正解は 4 です。

divやrotの計算は、最近では定義式が与えられるようになったので、ぜひ得点源にしたいところです。

まず、rotVではベクトルを求めているので、値がスカラー(単一の数)になっている1や3は違います。

選択肢はいずれもy軸とz軸の値が異なっているのでどちらかを出せば答えは求められそうです。

ここではy軸の値を求めてみます。

∂Vx/∂zー∂Vz/∂x が6なのか1なのか14なのかがわかればいいということです。

∂Vx/∂zですが、Vx=y+zです。これをzで偏微分します(=z以外の文字は定数と思って微分する)

するとyは定数なので微分したら0ですし、zをzで微分したら1になります。

よって∂Vx/∂z=1となります。

つぎに∂Vz/∂xを求めます。Vz=z+2yです。これをxで偏微分するのですが、この式にはxが含まれていません。

よって微分すると0になります。つまり∂Vz/∂x=0です。

従って

∂Vx/∂zー∂Vz/∂x=1ですので正解は4となります。

ちなみにxとz軸はそれぞれ以下のようになります。

∂Vz/∂yー∂Vy/∂z=∂(z+2y)/∂yー∂(x2+y2+z2)/∂z=(2)-(2z)

点(2,3,1)なのでz=1を代入すれば

∂Vz/∂yー∂Vy/∂z=0

∂Vy/∂xー∂Vx/∂y=∂(x2+y2+z2)/∂xー∂(y+z)/∂y=(2x)-(1)

点(2,3,1)なのでx=2を代入すれば

∂Vy/∂zー∂Vx/∂y=4-1=3

よって(0,1,3)が正解

偏微分は一つの文字以外を定数とした普通の微分に過ぎないのでぜひトライしてください。

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