宅地建物取引士の過去問
令和5年度（2023年）
権利関係 問13

書いている通りです。

原則は、通知した事項に限定されますが、規約で別段の定めをすれば、あらかじめ通知した事項以外についても決議することができます。

よって、この選択肢は正しいです。

区分所有者全員の同意があれば、招集の手続きを経ないで開くことができます。

この選択肢では、「4分の3以上」と書いていますので誤りです。

よって、この選択肢は誤りです。

書いている通りです。

保存行為は、規約に別段の定めがなければ、各区分所有者が単独で行うことができるため、集会の決議は不要です。

よって、この選択肢は正しいです。

書いている通りです。

一部共用部分に関する事項で区分所有者全員の利害に関係しないものは、一部共用部分を共用すべき区分所有者、または議決権の4分の1を超えるものが反対したときは、変更することができます。

8人の4分の1は、2人です。

3人が反対すれば変更することができません。

よって、この選択肢は正しいです。

正しい。

通常は、4分の3などの特別の定数が定められていますが、

記載の通り、規約で別段の定めを行うこともできます。

誤り。

「招集の手続を経ないで開くことができる」のは、

区分所有者全員の同意があるときです。

正しい。

共用部分の保存行為については、各共有者が単独で

行うことも可能です。

よって、集会の決議は必要ではありません。

正しい。

「一部共用部分」とは、一部の区分所有者のみが共用する部分を

指します。

一部が店舗となっており、その店舗のみが使用するエントランスや

エレベーター等が一部共用部分です。

規約の変更は4分の3以上の賛成が必要となりますので、

3人が反対している場合は変更できません。