宅地建物取引士の過去問
令和5年度(2023年)
需給取引 問3
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問題
宅建試験 令和5年度(2023年) 需給取引 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 令和3年度宅地建物取引業法の施行状況調査(令和4年9月公表)によれば、令和4年3月末における宅地建物取引業者の全事業者数は14万業者を超え、8年連続で増加した。
- 令和5年地価公示(令和5年3月公表)によれば、令和4年1月以降の1年間の地価について、地方圏平均では、全用途平均、住宅地、商業地のいずれも2年連続で上昇し、工業地は6年連続で上昇した。
- 建築着工統計調査報告(令和4年計。令和5年1月公表)によれば、令和4年の民間非居住建築物の着工床面積は、前年と比較すると、工場及び倉庫は増加したが、事務所及び店舗が減少したため、全体で減少となった。
- 年次別法人企業統計調査(令和3年度。令和4年9月公表)によれば、令和3年度における不動産業の売上高営業利益率は11.1%と2年連続で前年度と比べ上昇し、売上高経常利益率も12.5と2年連続で前年度と比べ上昇した。
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この過去問の解説 (2件)
01
統計上の数値を問う問題です。
誤り。
「14万業者を超え」が誤りです。
実際には12.9万業者で、8年連続で増加しています。
正しい。
全用途平均、住宅地、商業地、工業地いずれも上昇するだけではなく、
その上昇率もアップしています。
正しい。
全体で減少となったとの記述がありますが、
全体で2.3%の減少となっています。
正しい。
全産業の売上高経常利益率は5.8%であり、不動産業の
12.5%は全産業を大きく上回っています。
本問の様な統計上の数値を問う問題の場合、毎年、
対象となる最新資料は異なりますので、新しい情報を
学習する必要があります。
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02
統計問題です。
令和3年度宅地建物取引業法の施行状況調査では、令和4年3月末における宅地建物取引業者の全事業者数は12.9万業者です。
14万業者を超えていません。
よって、この選択肢は誤りです。
書いている通りです。
全用途平均、住宅地、商業地のいずれも2年連続で上昇し、工業地は6年連続で上昇しました。
よって、この選択肢は正しいです。
書いている通りです。
令和4年の民間非居住建築物の着工床面積は、工場及び倉庫は増加したが、事務所及び店舗が減少したため、全体で減少となっています。
よって、この選択肢は正しいです。
書いている通りです。
不動産業の売上高営業利益率は11.1%(2年連続で上昇)、売上高経常利益率も12.5と2年連続で前年度と比べ上昇しました。
よって、この選択肢は正しいです。
統計の問題は、試験前に統計をまとめている情報を調べて覚えましょう。
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