問題 このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。 [ 設定等 ] 通常選択肢 ランダム選択肢 文字サイズ 普通 文字サイズ 大 文字サイズ 特大 永平寺の開祖で、著書『典座教訓』において料理を作る心得を説いた僧として、正しいものを一つ次の中から選びなさい。 1 . 栄西 2 . 蓮如 3 . 鑑真 4 . 道元 ( 調理師試験 平成25年度 食文化概論 問3 ) 訂正依頼・報告はこちら 解説へ 次の問題へ
この過去問の解説 (4件) 273 典座教訓は道元が食はあくまで生活の補助的なものであるといった考え方が主流な時代に、食の大切さなどを説いた書物です。 道元は歴史の教科書にも出てくるので、聞き覚えもあり覚えやすいのではないでしょうか。 その他の人物は 栄西ー喫茶養生記(茶の効果とうを説いた) 蓮如ー命の重さ、食のありがたさをといた 鑑真ー日本に砂糖を伝えたとされている 参考になった この解説の修正を提案する 付箋メモを残すことが出来ます。 次の問題は下へ 120 正解は(4)です。 道元が説いた「典座教訓」のポイントは、 ・食材に対する敬意 ・道具を大事にする ・食べる人の立場に立つ ・手間と工夫を惜しまない などの、精進料理を作る上で大事なことが書かれています。 調理師として食に携わる者として、心に刻みたいものです。 参考になった この解説の修正を提案する 85 (4)が正解です。 「典座教訓」は、典座(てんぞ)の心得を説いた書です。典座とは、禅宗の僧侶に与えられる調理担当の役職のこと。 「炊事は下働きの者がおこなう仕事」としてどうしても低く見られがちでしたが、修行中の道元(どうげん)がある老人との出会いで「食事を作ることも修行のひとつ」という尊い教えに目覚め、典座教訓に典座職の重要性を書き記しました。 典座教訓には、「食材に対して敬意を持つ」「道具を大切にする」「食べる人の気持ちを考える」といった精神論を中心に精進料理を作る際の心得が細かく記されています。 (1)× 栄西(えいさい)は、日本の茶祖です。宋(そう)の国から茶の栽培技術や作法を持ち帰り「喫茶養生記」を記しました。 (2)× 蓮如(れんにょ)は、浄土真宗を全国に布教した僧侶です。 (3)× 鑑真(がんじん)は、唐から来日して仏教のひとつ律宗を広めた僧侶です。 砂糖は、754年に鑑真が日本に初めて持ち込んだという一説があります。 参考になった この解説の修正を提案する 56 永平寺の開祖、「典座教訓」において料理を作る心得を説いた僧は、4の道元です。 鎌倉時代初期、禅宗の修行のために渡った宋での見聞を元に、禅寺の食事を司る役僧「典座(てんぞ)」の作法や心得を書いた教訓書です。 手間を惜しまず工夫し食材に感謝する、といった作る側の心や、労力や食材に感謝し日頃の行いを顧みるといった食べる側の心が記されています。 1.栄西は鎌倉時代初期に禅寺で抹茶法を伝え、これはのちに安土桃山時代に茶の湯として大成します。 2.蓮如は室町時代の浄土真宗僧侶。 3.鑑真は唐の僧、日本における律宗の開祖。薬として日本に砂糖を伝えたと言われています。 参考になった この解説の修正を提案する 訂正依頼・報告はこちら 問題に解答すると、解説が表示されます。解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。