問題
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ビタミン Cの欠乏症として、正しいものを一つ次の中から選びなさい。
1 .
悪性貧血
2 .
脚気
3 .
壊血病
4 .
口内炎
( 調理師試験 平成25年度 栄養学 問24 )
正解は壊血病です。
悪性貧血は、ビタミンB12の不足で、胃バイパス手術などを行った場合に、起こることがあります。
脚気は白米を食べる習慣ができ、ビタミンB1不足で流行しました。
船乗りが、長い航海で、新鮮な野菜や果物が食べられない時にかかった病気が、壊血病で、ビタミンC不足が原因でした。
口内炎は、ビタミンB群の不足によって起こります。口内炎が出来た時は、ビタミンB群を積極的に摂ると、早く治ります。
壊血病が正解です。
× 悪性貧血(巨赤芽球貧血)は、ビタミンB12の欠乏症。
赤血球の生成に関与するビタミンB12が欠乏し、赤血球の形が大きくなりすぎて血液の機能が低下してしまう貧血の一種です。
× 脚気(かっけ)は、ビタミンB1の欠乏症。
神経を正常に保つビタミンB1が欠乏し、手足のしびれ、心臓機能の低下を起こす病気です。
壊血病(かいけつびょう)は、血管がもろくなって出血しやすくなる病気です。
ビタミンCが欠乏した時に起こります。
ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせません。
ビタミンCが欠乏すると、血管の弾力を保つコラーゲンが不足し、血管がもろくなって壊血病を引き起こします。
× 口内炎は、ビタミンB2・B6が不足した時に起こります。
ビタミンB2・B6は、細胞の新陳代謝を促進させ、粘膜をすこやかに保つ役割がある栄養素です。
正解は「壊血病」です。
悪性貧血はビタミンB12の欠乏症です。
脚気はビタミンB1の欠乏症です。
正解です。
口内炎はビタミンBの欠乏症です。
正解は「壊血病」です。
悪性貧血:ビタミンB12が欠乏することで生じる貧血です。
脚気:ビタミンB1の欠乏によって、心不全、末梢神経障害をきたす疾患です。
正解です。
口内炎:ビタミンB2が欠乏すると口内炎が出来ます。