調理師の過去問
平成25年度
栄養学 問25
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問題
調理師試験 平成25年度 栄養学 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
下痢の食事療法に関する記述について、正しいものを一つ次の中から選びなさい。
- 水分摂取はできるだけ控える。
- 食物繊維は下痢を改善するので、多めに摂取する。
- 香辛料などの刺激物は、積極的に摂取してもよい。
- 豆類やサツマイモなどは腸内で発酵しやすいので避ける。
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この過去問の解説 (4件)
01
下痢の場合は、失った水分を補うためにしっかり水分補給をし、腸を刺激する香辛料などは避けます。
これは、日常生活で気をつけている人も多いので、(1)(3)は誤りだと判りますね。
(2)の食物繊維を多く摂ることは、便秘や下痢をしていない時には有効ですが、既に下痢をしている時には、腸に負担をかけるので避けます。
よって、正解が(4)だと導き出せます。
下痢をしている時には、水分を摂り、腸に負担をかけない食事をする事が大事です。
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02
が正解です。
消化されずに大腸へ届く食物繊維は、腸内細菌によって分解され発酵し、ガスを発生させます。
また、不溶性食物繊維は大腸のぜん動を促進させるので、便の水分が腸から吸収される前に腸を通過させ、水分が多いまま便を早く出してしまう作用があります。
大腸に負担をかけるので、下痢の時は食物繊維が多い豆類やイモ類をとるのは避けましょう。
(1)× 下痢が続くと、便と一緒に水分が多く失われ、脱水が起こりやすくなるので、水分を控えてはいけません。少量ずつ、こまめに補給する必要があります。
(2)× 食物繊維は便の水分をとりこんだり、腸のぜん動を促進させたりするので、下痢ではなく便秘の予防・改善に適しています。
(3)× 刺激物、消化が悪い物は消化器に負担をかけ、下痢が悪化するので、下痢の時は避けます。
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03
1・.脱水症状を防ぐために少量ずつ頻回に水分摂取することが大切です。
2・食物繊維を多く含んだ食品は、消化が悪く胃腸に負担をかけるので避けます。
3・香辛料も同じく消化が悪く胃腸に負担をかけるので避けます。
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04
1:嘔吐や下痢が酷く食欲の無い間は、食事よりも水分補給が大切です。
2・3:食物繊維を多く含んだ食品や香辛料が含まれたものは、消化が悪く胃腸に負担をかけるので避ける必要があります。
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