調理師の過去問
平成25年度
食品衛生学 問37

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問題

調理師試験 平成25年度 食品衛生学 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

プラスチックに関する記述で、〔    〕に入る語句の組み合わせとして、正しいものを一つ次の中から選びなさい。

『プラスチックのなかには、〔    〕すると発がん性物質や〔    〕を発生させるものがある。』
  • 溶解 ── ダイオキシン
  • 溶解 ── PCB(ポリ塩化ビフェニル)
  • 燃焼 ── ダイオキシン
  • 燃焼 ── PCB(ポリ塩化ビフェニル)

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は3。

ダイオキシンを発生するプラスチックは、塩化ビニール、塩化ビリデン。

ダイオキシンを発生しないプラスチックは、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、PET樹脂(PET)です。

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02

正解は(3)です。

プラスチックの中には、燃やすとダイオキシンを発生させるものもあります。

これは、ニュースで知っている人も多いですね。

その為に、現在では家庭ごみを、庭先などで燃やすことが禁止されています。

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03

正しくは
『プラスチックのなかには、〔燃焼〕すると発がん性物質や〔ダイオキシン〕を発生させるものがある。』
です。よって(3). 燃焼 ── ダイオキシンを選択するのが正解です。

ダイオキシンは、塩素を含む物質を燃焼した時に生じやすい有害物質の総称です。
塩素を含むプラスチックの燃焼で、発がん性物質やダイオキシンが生じることがあります。

解きやすい問題かと思いますが、参考までに…
【PCB】
PCBは「カネミ油症事件」を起こし、世界的に関心を集めました。現在は製造・使用されていません。
PCBは、電気機器用の絶縁油や感圧複写紙等などに使われていた物質です。
溶解すると油に溶けこみやすく、人体へ悪影響を及ぼす危険性があります。
中でもコプラナーは毒性が高く、ダイオキシン類として定義されています。

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04

正解は3です。

プラスチックを燃焼すると発がん性物質やダイオキシンを発生させるものがあります。
大きな環境問題にもなっていますので耳にすることもおおいのではないでしょうか。
落ち着いて考えれわかる問題です。

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