調理師の過去問
平成25年度
食品衛生学 問45

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問題

調理師試験 平成25年度 食品衛生学 問45 (訂正依頼・報告はこちら)

食器などの消毒に用いられる次亜塩素酸ナトリウムに関する記述について、誤っているものを一つ次の中から選びなさい。
  • 使用時に硫化水素が発生するので、十分に換気する。
  • 食品添加物に指定されている。
  • 強力な殺菌及び漂白作用がある。
  • 金属に対して腐食作用がある。

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この過去問の解説 (5件)

01

正解は(1)です。

次亜塩素酸ナトリウムに容器には、「まぜるな危険」と書かれています。

次亜塩素酸ナトリウムと塩酸(トイレ用洗剤等)と混ぜると、塩素ガスが発生して、換気の必要性が生じます。

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02

(1) 使用時に硫化水素が発生するので、十分に換気する。
を選択するのが正解です。

次亜塩素酸ナトリウムと酸性の物質と混ぜると有害な塩素ガスが発生します。
ただ、次亜塩素酸ナトリウムだけを使用する際も十分な換気がすすめられます。

(2) 食品添加物に指定され、変色や菌の繁殖を抑えるために使用されているので、間違った説明ではありません。
(3) 強力な殺菌及び漂白作用があるので、誤った説明ではありません。
(4)金属を腐食させるので、誤った説明ではありません。

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03

正解は 1 です。

酸性の物質と混ぜると硫化水素ではなく塩素ガスが発生します。

また、4についての補足ですが、金属類だけではなく天然繊維類もほとんどが腐食されます。

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04

正解は1です。
使用時に硫化水素が発生することはありません。
塩酸などの強酸性物質と混合すると、黄緑色の有毒な塩素ガスが発生することがあるので換気が必要です。

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05

次亜塩素酸ナトリウムは、上水道やプールの殺菌に使用され、酸性の強い洗剤と混ぜると有毒ガス(塩素ガス)が発生します。

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