調理師の過去問
平成25年度
調理理論 問55
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問題
調理師試験 平成25年度 調理理論 問55 (訂正依頼・報告はこちら)
ゼラチンの調理に関する記述について、正しいものを一つ次の中から選びなさい。
- ゼラチンの原料は、海藻抽出物である。
- ゼラチンゼリーは、冷却温度が低いほどゼリー強度が高まる。
- ゼラチンゼリーの凝固温度は、5~30℃である。
- 砂糖の添加量が多いほど、やわらかいゼリーとなる。
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この過去問の解説 (4件)
01
(1)ゼラチンの原料は、動物の骨や皮です。
(2)ゼラチンは冷やす温度が低いほうが、固くなります。
(3)30度の室温では、ゼリーは固まりません。
(4)砂糖が多い方が、より固いゼリーになります。
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02
冷却温度が低く、冷却時間が長いほど硬くなります。
水にゼラチンを加えたものは、加熱することでゾル化して液体に、冷却するとゲル化することで個体になります。
1: ゼラチンは、牛や豚の皮や骨や腱から加水して加熱して主成分であるコラーゲンが変化したものです。
3: ゼラチンの濃度によって変わります。しかし、溶解温度が20℃から27℃と低く、だいたい室温で放っておけば溶けだしてしまいます。ですので問題にある30℃では凝固することはありませんん。
4: 砂糖の親水性と水分の吸収により、ゼラチン濃度の変化と結びつきが強化されますので、固くなり、また透明度もあがります。
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03
1.ゼラチンの原料は海藻抽出物(× →動物の皮やすじ、骨に含まれるコラーゲン)である。
海藻抽出物を原料にするのは寒天です。
2.ゼラチンゼリーは、冷却温度が低いほどゼリー強度が高まる ○
冷却温度が低く冷却時間が長いほど、固く弾力を増します。
3.ゼラチンゼリーの凝固温度は、5~30(× →3~15)℃である。
ゼラチン濃度によりますが、20~25℃前後で融解が始まります。
4.砂糖の添加量が多いほど、やわらかい(× →固い)ゼリーになる。
砂糖を入れるとゲルが安定します。
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04
× 1.ゼラチンの原料は牛、豚などの皮や骨、腱です。
○ 2.ゼリーは低温で長時間置くことで弾力性が増します。
× 3.濃度により変わりますが約10℃です。
× 4.砂糖の添加量が多いほど、ゼリーの強度や弾力が増します。
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