調理師の過去問
平成24年度
食品衛生学 問39
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問題
調理師試験 平成24年度 食品衛生学 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
紫外線に関する記述について、正しいものを一つ次の中から選びなさい。
- 透過性があるため、包装した状態の食品への殺菌が可能である。
- 殺菌効果があるのは、260nm 前後の波長である。
- 長時間照射しても人体に安全である。
- じゃがいもの発芽防止に用いられることがある。
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この過去問の解説 (4件)
01
(1)普段の生活でも、紫外線を防ぐ為に、日傘をさしたりしますね。紫外線には、透過性はありません。
(3)紫外線は皮膚ガンなどの原因になるので、人体に害があります。
(4)じゃがいもの発芽防止には、放射線を使います。
この問題では、紫外線の問題と見せかけて、実はじゃがいもの発芽防止に使うのは何か?を問う問題です。
じゃがいもの発芽防止に使うのが放射線だとわかれば、紫外線の殺菌効果の波長を知らなくても答えが出ます。
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02
紫外線は太陽光線の中の紫外線を利用して行っております。殺菌効果に一番良い紫外線の波長は260nm前後になります。主に調理室内の換気や水、まな板などに利用されます。
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03
この問題に関しては、最初から2番を選べるひとはあまり多くありませんので、残りの3つが紫外線についてではないこと確認したほうが回答しやすくなります。
1: 紫外線には透過性はありません。影になった部位の殺菌はできません。
3: 紫外線から目を守るためにサングラスをかけたり、人体を守るために長袖や日傘をさすことからもわかる通り、癌の原因になったりと長時間の照射は危険です。
4: ジャガイモの発芽防止に使われるのは放射線です。
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04
(1)誤りです。紫外線には透過性がないため、直接照射するか、紫外線透過フィルムで包装した後に照射する方法などがあります。
(2)正解です。260nm前後の波長は殺菌線と呼ばれ、細菌やウイルスのDNAを破壊するため、殺菌効果があります。
(3)誤りです。長時間人体に照射することで、皮膚ガンなどの影響が示唆されています。
(4)誤りです。じゃがいもの発芽防止に用いられるのは放射線(ガンマ線)です。
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