調理師の過去問
平成23年度
栄養学 問21
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問題
調理師試験 平成23年度 栄養学 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
アミノ酸に関する記述について、正しいものを一つ次の中から選びなさい。
- たんぱく質を構成するアミノ酸は 10 種類である。
- 非必須アミノ酸は体内で合成できない。
- ヒトの必須アミノ酸は 6 種類である。
- リジン(リシン)は必須アミノ酸である。
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この過去問の解説 (4件)
01
(1)体を構成するアミノ酸は、20種類です。
(2)体内で合成できないのは、必須アミノ酸です。
(3)必須アミノ酸は、「トロリーバスフメイ(ヒ)」と覚えます。
・トリプトファン
・ロイシン
・リジン
・バリン
・スレオニン(トレオニン)
・フェニルアラニン
・メチオニン
・イソロイシン
・ヒスチジン
これら9種類です。
(4)リジンは、必須アミノ酸に入っています。
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02
アミノ酸とは、厳密にはアミド基とカルボキシル基の両方を持つ有機化合物のことです。
調理師免許で問われることの多い、たんぱく質を構成するアミノ酸と限定された場合は、およそ20個に限定されます。
1 20種類です。
2 体内で合成できないものを必須アミノ酸といいます。
3 9種類です。
なお、この必須アミノ酸に関する正誤問題はまず間違いなく出題されます。必須アミノ酸9種は覚えたほうが取りこぼしがなくなります。
〈必須アミノ酸〉
・トリプトファン
・リシン
・メチオニン
・ファニルアラニン
・トレオニン
・バリン
・ロイシン
・イソロイシン
・ヒスチジン
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03
必須アミノ酸(9種)
ロイシン、イソロイシン、リジン(リシン)、
トレオニン(スレオニン)、バリン、ヒスチジン、メチオニン、
フェニルアラニン、トリプトファン
非必須アミノ酸(11種)
グルタミン、アスパラギン酸、グルタミン酸、
アルギニン、アラニン、プロリン、システイン
アスパラギン、セリン、グリシン、チロシン、
よって、
(4)リジン(リシン)は必須アミノ酸である。
が正解です。
(1)× たんぱく質を構成するアミノ酸は、10種類ではなく「20種類」です。
(2)× 逆です。非必須アミノ酸は、食品から摂取することが「必須ではない」アミノ酸です。非必須アミノ酸は、体内で合成することもできるためです。
(3)× ヒトのたんぱく質に含まれる必須アミノ酸は、6種類ではなく「9種類」です。
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04
アミノ酸とは、たんぱく質を構成するものです。20種類あります。アミノ酸には、体内で合成できるものとできないものがあります。体内で合成できない9種類を「必須アミノ酸」といい、これらは食べ物からとる必要があります。
必須アミノ酸の9種類は以下の通りです。
ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリン
(1)誤りです。たんぱく質を構成するアミノ酸は20種類です。
(2)誤りです。体内で合成できないのは必須アミノ酸です。
(3)誤りです。ヒトの必須アミノ酸は9種類です。
(4)正解です。リジンは必須アミノ酸です。
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