調理師の過去問
平成23年度
調理理論 問47

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問題

調理師試験 平成23年度 調理理論 問47 (訂正依頼・報告はこちら)

ビーフステーキの焼き加減に関する記述について、正しいものを一つ次の中から選びなさい。
  • 「レア」は、肉の中心部が鮮赤色でなまに近い焼き加減である。
  • 「ミディアム」は、肉の中心部も外側も灰褐色の焼き加減である。
  • 「ウエルダン」は、肉の中心部がピンク色で、外側が灰褐色の焼き加減である。
  • 「ミディアムレア」は、「ミディアム」より少し長く焼いた焼き加減である。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は 1 です。

 ビーフステーキの焼き具合を問われる問題でしたので、ついでに一般的な焼き具合の名称を網羅しておきます。

    「ロー」  完全に生。もはや切り分ける刺身。
    「ブルー」 片面または両面を数秒焼く

    「ブルーレア」 片面または両面を数十秒焼く

    「レア」 おなじみのレア。表面にだけ火を通したもの。鰹のたたきのようなもの。

    「ミディアムレア」 レアよりもう少し火をとおしたもの。中心部はまだ赤い。

    「ミディアム」 中心部だけうっすらと赤い。

    「ミディアムウェル」 中心部に火が通り色が変わった直後。

    「ウェル」 まだ肉汁は出るが赤い部分はほぼない。

    「ウェルダン」 よく火が通り、肉汁がほぼ出ない。

    「ヴェリーウェルダン」 上手に焼けました。

 これより先は炭です。

試験的に覚えておいたほうが良いのは、「レア」「ミディアムレア」「ミディアム」「ウェルダン」の四種類を生から順に覚えてください。

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02

正解は(1)です。

肉の焼き方は生の状態に近い方から、
レア < ミディアムレア < ミディアム < ウエルダン となっています。

(1)正解です。「レア」は、表面は焼けていますが、肉の中心部は鮮赤色でなまに近い焼き加減です。内部温度は55〜65℃以下です。

(2)誤りです。「ミディアム」は、中心部は薄いピンク色で、外側は焼けており灰褐色の焼き加減です。内部温度は65〜70℃です。

(3)誤りです。「ウエルダン」は肉の中心部も外側も灰褐色の焼き加減です。内部温度は70〜80℃です。

(4)誤りです。「ミディアムレア」は「ミディアム」より生に近い焼き加減です。

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03

正解は(1)です。

肉の焼き加減は

レア < ミディアム < ウェルダン

の順に、長く焼いていきます。

ミディアムレアは、レアとミディアムの間ですから、レアより少し長く焼いたものです。

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04

(1)「レア」は、肉の中心部が鮮赤色で、生に近い焼き加減である。
が正解です。
あとの3つは名称と焼き加減の組み合わせが誤っています。

ステーキの焼き加減は10種類あります。
生から順に、次のような名称があります。

ロー…完全な生の状態。
ブルー
ブルーレア
★レア…肉の中心部が鮮赤色で生に近い焼き加減。
★ミディアムレア…ミディアムよりも生に近く、肉の中心部は赤い。
★ミディアム…肉の中心部がピンク色で、外側が灰褐色の焼き加減。
ミディアムウェル
ウェル
★ウェルダン…中まで火がよく通り、肉の中心部も外側も灰褐色の焼き加減。
ベリーウェルダン…完全に火が通っている。

一般には、柔らかくて肉汁が多いミディアム、ミディアムレアがよく好まれます。
ウェルダン以上まで焼くと、肉が硬くなり肉汁が少なくなって、パサパサすることもありますが、本当に質が良く柔らかい肉ならば、ベリーウェルダンまで焼いても十分に柔らかいと言われます。

まずはレア、ミディアムレア、ミディアム、ウェルダンの4つの焼き加減をしっかり覚えておけばよいのではないでしょうか。

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