調理師の過去問
平成23年度
調理理論 問51

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問題

調理師試験 平成23年度 調理理論 問51 (訂正依頼・報告はこちら)

調味料の目安重量に関する記述で、〔    〕に入る語句として、正しいものを一つ次の中から選びなさい。(ただし、大さじは 15mL 容量とする)

「しょうゆ 90g は、大さじ〔    〕分である。」
  •  3 杯
  •  5 杯
  •  8 杯
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この過去問の解説 (4件)

01

正解は(2)です。

水15ml=15gです。
醤油は、水より少し重くて、15ml=18gです。
なので、90÷18=5で、5杯です。

醤油、みりん、味噌は、大さじ1杯18gです。
牛乳、ケチャップは、大さじ1杯15gです。
油、バター、ラードは、大さじ1杯12gです。

どれが水より重くて、どれが水より軽いか、覚えておくことが大事です。

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02

正解は 2 です。
 計量スプーンは小さじで5cc、大さじで15ccの容量を掬うことができます。しかし、容積に対する重さは物質によって違いますので、例えば水を小さじで一杯掬えばそれはおよそ5gとなりますが、醤油では小さじ一杯でおよそ6gとなります。このように、物質による重さの違いを比重と呼びます。

 ここでは、よく出題される食材と小さじ、大さじでの重さの違いを例示します。

小さじ=5cc
大さじ=15cc

  食材       小さじ  大さじ

 水・酢・酒     5g   15g

 醤油・みりん・みそ 6g   18g

 油・バター     4g   12g

 小麦粉       3g   9g

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03

正解は(2)です。

計量カップは1カップ200ml、計量スプーン大さじ15ml、計量スプーン小さじ5mlとすると、

・水、酒、酢、ワインでは、
計量カップは1カップ200g、計量スプーン大さじ15g、計量スプーン小さじ5gです。
・しょうゆ、みりん、味噌では、
計量カップは1カップ230g、計量スプーン大さじ18g、計量スプーン小さじ6gです。
・食塩は、
計量カップは1カップ240g、計量スプーン大さじ18g、計量スプーン小さじ6gです。
・上白糖は、
計量カップは1カップ130g、計量スプーン大さじ9g、計量スプーン小さじ3gです。

したがって問題文は、「しょうゆ90gは、大さじ[5杯]分である。」となります。

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04

しょうゆ、食塩、みそ、ウスターソース…大さじ1杯が18gで、
90g÷18g=5杯
になるので…

「しょうゆ 90g は、大さじ〔5杯〕分である。」
(2)5 杯  が正解です。

水1g=1mLで大さじ1杯が15gです。
液体調味料はどれも、大さじ1杯分の重さが15~19gのうちにおさまっていて
水の比重とはそれほど変わりません。
少なくとも、(1)3杯(大さじ1杯30g相当)(4)9杯(大さじ1杯10g相当)は、まず正解ではなさそうだと判断できます。
しょうゆは基本的な調味料なので、1杯分の重さは覚えておきたいです。

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