調理師の過去問
平成26年度
調理理論 問52

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問題

調理師試験 平成26年度 調理理論 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

油脂を用いる調理に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • キャベツの炒め物をつくるには、材料の重量の 3%の油脂を用いる。
  • ルーをつくるには、小麦粉の重量の 3%の油脂を用いる。
  • チャーハンをつくるには、米飯の重量の 3%の油脂を用いる。
  • 薄切り肉を焼くには、肉の重量の 3%の油脂を用いる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は(1)です。

(1)正解です。炒め物の性状は、油量によって異なります。1%では焦げてつやがない状態、3%では鍋に油が残らず炒め物につやがある状態、5%では鍋に油が多少残る状態、7.5%では鍋全体に油が浮いて残る状態、10%では油が流れて揚げ物と似た状態になります。それぞれ食品によって適当な油量があり、キャベツは3%です。

(2)誤りです。ルーの小麦粉と油脂の割合はほぼ同じ割合です。

(3)誤りです。チャーハンをつくる時に必要な油脂は、米飯の重量の7〜10%です。

(4)誤りです。肉を焼くには3%の油脂では少なく、5〜7%の油脂が必要です。

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02

正解は①です。

①キャベツやもやしなど水分が多い食材や、炒め時間の短い食品は、3%の油脂量が適量です。

②ルーを作る際の油脂量は、小麦粉と同量の油脂が必要です。3%では小麦粉が油脂と馴染みきらず、粉として残ってしまいます。

③チャーハンの油脂量は7~10%が適量です。少なすぎると、ご飯に油のコーティングが出来ずベチャッとした仕上がりになってしまいます。

④たんぱく質食品(肉や魚)は5%が適量です。

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03

正解は 1 です。


炒め物に必要な油の量は食材によってばらつきがあります。
概ね5%以内です。

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