調理師の過去問
平成29年度
公衆衛生学 問4
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問題
調理師試験 平成29年度 公衆衛生学 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
疾病予防の段階における第2次予防に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 地域における健康支援環境の整備
- 健康増進及び特異的予防
- 疾病の早期発見・早期治療
- 活動制限の防止及びリハビリテーション
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この過去問の解説 (3件)
01
医学には「治療医学」と「予防医学」があります。
名前のとおり、治療医学はすでに疾病にかかった人を治すため、予防医学は疾病を予防するために行われるものです。
また予防医学は、疾病を予防するだけでなく、心身の健康を増進することで、寿命を延ばしたり生活の質を向上させたりする目的もあります。
予防医学の概念は、第1、第2、第3の3段階に分類されています。
【第1次予防】
健康増進(生活習慣の改善)、特異的予防(予防接種、事故防止対策など)、地域における健康支援環境の整備(健康教育など)
【第2次予防】
疾病の早期発見・早期治療(検診、保健指導など)
【第3次予防】
社会復帰、再発予防を目指す(リハビリテーションなど)
…よって、設問で問われる「疾病予防の段階における第2次予防」に該当するのは、(3) 疾病の早期発見・早期治療となります。
(1)× 地域における健康支援環境の整備は「第1次予防」です。
(2)× 健康増進及び特異的予防は「第1次予防」です。
(4)× 活動制限の防止及びリハビリテーションは「第3次予防」です。
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02
医学における、「予防医学」に関する設問です。
予防医学では、病気の予防にとどまらず、障害予防や寿命の延長、心と体の健康増進などを目的としています。
病気を未然に防ぐだけでなく、病気の進展を遅らせたり、再発を防ぐことも予防の1種とされています。
予防は三段階にわけられているので、それぞれどれが何次予防に分類されるのか覚えておきましょう。
・第一次予防...健康増進、疾病予防、特殊予防
・第二次予防...早期発見、早期対処、合併症対策
・第三予防...社会復帰、再発予防
それぞれの選択肢と照らし合わせてみると、
(1)× 地域における健康支援環境の整備→第一次予防
(2)× 健康増進及び得意予防→第一次予防
(3)○ 正解です。
(4)× 活動制限の防止及びリハビリテーション→第三予防
となります。
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03
・予防医学とは
病気にかからないようにする医学であり、疾病の発生・経過・分布・消長とそれに影響をおよぼす原因を研究し、疾病の予防を行なったり、病気になりにくい心身の健康増進を図るための学問となっています。
1.第一次予防の為誤りです。
疾病の予防。健康への啓発、健康増進、特殊予防(教育、予防接種など)
2.第一次予防の為誤りです。
疾病の予防。健康への啓発、健康増進、特殊予防(教育、予防接種など)
3.第二次予防のため正解です。
重症化の防止。疾病の早期発見と早期措置、適切な医療と合併症対策(健康診断など)
4.第三次予防の為誤りです。
疾病の再発防止。リハビリテーションなど。
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