調理師の過去問
平成30年度
栄養学 問17

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

調理師試験 平成30年度 栄養学 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

栄養素に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 三大栄養素は、無機物(無機化合物)である。
  • 栄養素は、体内に貯蔵することはできない。
  • 無機質(ミネラル)は、骨や歯に存在しない。
  • ビタミンは、体の機能を調節する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.三大栄養素は「タンパク質・脂質・炭水化物」であり、
これらは有機化合物です。

2.栄養素には体内に貯蔵できるものとできないものがあります。
糖質・脂質・脂溶性ビタミンは貯蔵可能ですが、
タンパク質・水溶性ビタミンなどは貯蔵が出来ません。

3.無機質は歯や骨に多く存在しています。
ミネラルであるカルシウム、マグネシウム、リンの成分の多くが骨や歯に含まれています。

4.ビタミンは微量で体内の機能を調整しています。
ビタミンは体内で生成出来ない為、食事から摂取する必要があり
不足すると欠乏症を引き起こします。
しかし脂溶性ビタミンは摂取しすぎると
過剰症を引き起こすので注意が必要です。


参考になった数77

02

4が正解です。

1.三大栄養素とは、タンパク質、脂質、炭水化物の為誤りです。

2.活動量以上に摂取した三大栄養素は体に蓄積される為誤りです。

3.無機質は骨や歯を形成しする成分である為誤りです。無機質が不足すると骨粗鬆症などになります。

4.ビタミンは、生理機能の維持や、エネルギーまたは体を作るための代謝に関わっている為正解です。

参考になった数17

03

正解 4

1.たんぱく質、炭水化物、脂質(三大栄養素)であり、ビタミン、無機質を加えまして五大栄養素と言われています。この記述は誤りです。

2.この栄養素の役割としまして、①エネルギーになるもの。②体をつくるもの。③体の調子を整えるもの。があります。この中でも「たんぱく質や水溶性脂質」は貯蔵が出来ません。それ以外は、貯蔵されます。本記述も誤りになります。

3.ミネラルは骨や歯などの骨格を形成する働きがあります。本記述は誤りになります。

4.正しくなります。他の栄養素と異なりエネルギーや身体の構成部分にはなりません。ビタミンの重要な働きは、生理機能の維持やエネルギーの代謝機能の調整をしてくれます。

参考になった数12