調理師の過去問
平成30年度
栄養学 問24
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
調理師試験 平成30年度 栄養学 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
成人におけるエネルギー代謝に関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
- BMI(体格指数)は、エネルギー収支の指標となる。
- BMIは、体重と身長を用いて計算する。
- 基礎代謝量は、体表面積の大きさに比例して大きくなる。
- 1日の総エネルギー消費量を基礎代謝量で除した身体活動レベル(PAL)は、10である。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
BMIを採用しています。
BMIの数値で肥満度の判定ができ、年齢によって目標とするBMIの範囲が異なります。
2.BMIの計算式は以下の通りです。
BMI=体重(kg)÷身長(m)の2乗
3.基礎代謝量は体表面積の大きさに比例します。
以前は基礎代謝量に体表面積が使われていましたが、
現在では、体重当たりの基準値が用いられています。
4.PALはエネルギー消費量を基礎代謝量で除することによって求められます。
仕事や 生活内容により
18~69歳では I(低い):1.50、II(普 通):1.75、III(高い):2.0
70歳以上では I:1.45、 II:1.70、III:1.95
と定められています。
参考になった数135
この解説の修正を提案する
02
1.厚生労働省は、エネルギーの指標について、年齢や性別、身体活動レベルごとに一日あたりで必要なエネルギー量の目安で決めていたが、エネルギー量を測定することが困難である為、身長と体重からエネルギーの摂取量と消費量のバランスの維持を示す指標として、BMIをエネルギー収支の指標とした為正解です。
2.BMI=体重 kg ÷ (身長 m ×身長 m )である為正解です。
3. 基礎代謝量は、体重よりも、体表面積に近似的に比例することが知られている為正解です。
この事から、体表面積から基礎代謝量の計算や,エネルギー代謝量を単位体表面積で表示したり,薬物投与量を体表面積から決定したりしています。
4.1日の総エネルギー消費量が基礎代謝量の何倍になるかを示した値であり、生活や仕事の内容によって、I(低い:1.40-1.60)、II(ふつう:1.60-1.90)、III(高い:1.90-2.20)の3段階に分類される為誤りです。
参考になった数48
この解説の修正を提案する
03
1.BMI(ボディー・マス・インディクス)は、エネルギーの摂取量及び消費量のバランスの維持を示す指標になります。正しいです。
2.計算式は、BMI=体重(㎏)/身長(m)2乗になります。正しいです。
3.運動しないで安静状態で消費されるエネルギーの代謝量(基礎代謝量)は、すべて比例して拡大されます。正しいです。
4.誤りになります。身体活動レベル(PAL)とは、エネルギーの消費合計を基礎代謝量で割ったものを言います。15歳から59までの平均値は、Ⅰ(1.5 低い)、Ⅱ(1.75 ふつう)、Ⅲ(2.00 高い)のようになります。
参考になった数46
この解説の修正を提案する
前の問題(問23)へ
平成30年度問題一覧
次の問題(問25)へ