調理師の過去問
平成30年度
食品衛生学 問29
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問題
調理師試験 平成30年度 食品衛生学 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
淡水産の魚介類から感染する寄生虫として、正しいものを一つ選びなさい。
- トキソプラズマ
- 有鉤(ゆうこう)条虫
- 無鉤(むこう)条虫
- ウェステルマン肺吸虫
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この過去問の解説 (3件)
01
1.哺乳類や鳥類などの体内に寄生している為誤りです。
2. ブタに寄生している為誤りです。
3.ウシ、スイギュウ等に寄生している為誤りです。
4.淡水産カニ(サワガニ)等に寄生しているので正解です。
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02
1.トキソプラズマは、豚肉などに寄生し、猫との接触により感染拡大します。誤りです。
2.ゆうこう条虫も豚肉に寄生します。加熱処理が重要です。誤りになります。
3.むこう条虫は、子牛や水牛に寄生します。凍結状態で死滅します。誤りです。
4.ウェステルマン肺吸虫は、沢蟹やモズクガニ、イノシシ肉(生もの)に寄生しています。やはり加熱処理が重要になります。本肢が正しいです。
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03
健康な人であれば発症しても症状は軽く済みますが、
妊娠中は胎児にも感染する可能性がある為、注意が必要です。
2.有鉤条虫は豚肉の生肉や加熱不足が感染源です。
また、この虫の卵に汚染された水や食品からも感染します。
3.主に牛を生や加熱不足で摂取することで感染します。
成虫が感染しても症状はほとんどありませんが、
時に下痢や腹痛などを起こす事もあります。
4.サワガニ、モクズガニなどの淡水産カニが感染源です。イノシシ肉でも感染します。
どちらも生や加熱不足での摂取が原因となっています。
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