調理師の過去問
平成30年度
食品衛生学 問36
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問題
調理師試験 平成30年度 食品衛生学 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
ノロウイルス食中毒に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 原因となるノロウイルスを完全に失活化するには、消毒用アルコールが有効である。
- ノロウイルスは感染力が強く、食品に付着したものが少量でも発症することがある。
- 5月から10月頃にかけて、気温が高い時期に集中的に発生する。
- 原因食品は、未加熱または加熱不十分の二枚貝(カキなど)に限られる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.ノロウイルスを完全に失活化する方法としては、次亜塩素酸ナトリウムや加熱による処理である為誤りです。
2. 感染力が強く、食品に付着したものが少量でも発症することがある為正解です。
症状が治まってもその人の便にノロウイルスが含まれていることもある為しばらくは食品に触れる作業を避けなければなりません。
3.年間を通して発生していますが、ピークは12月から3月と冬に発生することが多いため誤りです。
4.2枚貝だけでなく、調理や配膳作業をする人の手指や、調理器具が汚染されていることが原因で、感染することもある為誤りです。
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02
1.ノロウイルスを完全に失活化するには、熱湯や次亜塩酸ナトリウムで消毒することです。誤りに肢です。
2.感染力は目覚ましく強いものです。微量でも発症してしまいますので、食品の触れることは厳禁になります。本記述は正しいです。
3.冬場(12月から翌年3月ころまで)にかけて、空気が乾燥している状態で発生します。誤りです。
4.原因食品は、ノロウイルスが食品に付着したもの(パン、菓子、生寿司など)でカキに限られません。誤りの肢になります。
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03
次亜塩素酸ナトリウムの使用や加熱処理があります。
2 . 感染力が強く、ウイルスが10〜100個程度でも
感染・発症します。
3.ノロウイルスが集中的に発生するのは12月〜3月です。
4.二枚貝に限らず、ノロウイルスに汚染された
食品全て感染原因になります。
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