調理師の過去問
平成30年度
調理理論 問48
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問題
調理師試験 平成30年度 調理理論 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
油脂の性質に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 油の比熱は、水の約2倍である。
- 油の水中油滴型エマルションには、バター、マーガリンがある。
- 天板やプリン型に塗ることで、食品が接着するのを防ぐ。
- 油の酸化は、飽和脂肪酸の方が不飽和脂肪酸より起こりやすい。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.油の比熱は、水の約1/2である為誤りです。
物質の種類によって比熱は決まっており、水の比熱は1で油は0.5なので約1/2になります。
2.水中油滴型には生クリーム、マヨネーズ、牛乳等がある為誤りです。
油中水滴型にはバター、マーガリンがあります。
3.食品を接着するのを防ぐため正解です。
4.不飽和脂肪酸の方が熱や空気、光で酸化しやすいので誤りです。
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02
1.比熱は、物質1gの温度を1℃上昇させるために必要とするエネルギーをいいます。水=1に対して油=0.5になります。よって、2倍ではありません。誤りです。
2.エマルションは乳剤のことです。水中油滴型➡生クリーム、マヨネーズ、牛乳などがあります。
反対に油中水滴型➡バター、マーガリンがあります。本肢は逆になり誤りです。
3.油脂を塗ればいわゆる油膜ができ、食品の接着を防止できます。本肢の記述の通りになります。
4.不飽和脂肪酸(液体、魚など)の方が、飽和脂肪酸(固体、牛豚肉など)より油の酸化が起こりやすくなります。誤りになりす。
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03
比熱の値が小さいほど温度が上がりやすくなっています。
2 . エマルションには水中油滴型と油中水滴型があります。
バター、マーガリンは油の中に水が分散しているので、
油中水滴型エマルションです。
3 . 油を塗る事で天板やプリン型に膜を作り、食品が接着するのを防ぎます。
4 . 油の酸化は、不飽和脂肪酸の方が起こりやすいです。
不飽和脂肪酸は酸素だけでなく、熱や光でも酸化する性質があります。
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