調理師の過去問
令和元年度
食品学 問13
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問題
調理師試験 令和元年度 食品学 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
出世魚に関する組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
- ぶり --------- いなだ
- まさば ------- ごまさば
- すずき ------- わらさ
- かんぱち ----- はまち
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この過去問の解説 (3件)
01
出世魚とは、成長に応じて名前が変わる魚をいいます。関東と関西では名前の呼び方が違うものがあります。
1:ぶりは
関東では、わかし→「いなだ」→わらさ→ぶり
関西では、つばす→はまち→めじろ→ぶり
⇒よって正解です。
2:さばは出世魚ではありません。
3:すずきは
関東では、こっぱ→せいご→ふっこ→すずき
関西では、せいご→はね→すずき
「わらさ」はぶりの若魚で関東での呼び方です。
4:かんぱちは
関東では、しょっこ→しおご→あかはな→かんぱち
関西では、しお→かんぱち
「はまち」はぶりの若魚で、関西での呼び方です。
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02
出世魚(しゅっせうお)は、成長段階によって呼び名が変わる魚のことです。
違う名前が一番多く、出世魚の代表的な魚といえるのが「ぶり」です。
関東:わかし→いなだ→わらさ→ぶり
関西:つばす→はまち→めじろ→ぶり
その他の出世魚には
すずき:せいご→ふっこ→すずき
こはだ:しんこ→こはだ→なかずみ→このしろ
ぼら:ぼこ→ぼら→とど
かんぱち:しおご→あかはな→かんぱち
などがあります。まずは、ぶりの呼び名を覚えておきたいですね。
各選択肢については、以下のとおりです。
1 .ぶりの若魚をいなだ(関西では、はまち)と呼ぶので正解です。
2 .まさば、ごまさばは別の魚で、出世魚でもないので、誤りです。
3 .わらさは、すずきではなく、ぶりの若魚の呼び名なので誤りです。
4 .はまちは、かんぱちではなくぶりの若魚なので誤りです。
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03
1.ぶりは出世魚で、関西と関東で呼び名が違います。
関西では、ツバス・ハマチ・メジロ・ブリとなります。
関東ではワカシ・イナダ・ワラサ・ブリとなります。
2.さばは、出世魚ではありません。
まさば、ごまさばともにさばの一種です。
3.すずきは出世魚で、関西と関東で呼び名が違います。
関西ではセイゴ・ハネ・スズキとなります。
関東ではセイゴ・フッコ・スズキとなります。
わらさは1の通り、関東のぶりの若魚の名称です。
4.かんぱちは出世魚で、関西と関東で呼び名が違います。
関西ではモジャコ・シヲ・カンパチとなります。
関東ではモジャコ・ショッパ・ショッコ・シヲコ・アカハナ・カンパチとなります。
はまちは1の通り、関西のぶりの若魚の名称です。
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