調理師の過去問
令和元年度
食文化概論 問59

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問題

調理師試験 令和元年度 食文化概論 問59 (訂正依頼・報告はこちら)

とうもろこし粉を使用している料理として、正しいものを一つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「トルティージャ(メキシコ料理)」です。

選択肢1. トルティージャ(メキシコ料理)

トルティージャはメキシコの主食で、トウモロコシの粉でできた薄いパンです。タコスやケサディージャに用いられます。

選択肢2. カーシャ(ロシア料理)

カーシャはロシアの家庭料理で、小麦やキビ、米など様々な穀物をバターと水や牛乳で煮たオートミール(粥)です。

選択肢3. ロティ(ネパール料理)

ロティは全粒粉(アタ粉)をこねて薄く焼いたネパール料理です。

選択肢4. ほうとう(日本料理)

ほうとうとは日本の山梨県の郷土料理で、小麦粉を練って作る太い麺です。

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02

正解はトルティージャ(メキシコ料理)です。

選択肢1. トルティージャ(メキシコ料理)

トルティージャは、メキシコ料理における主食です。とうもろこし粉に水と塩を加えて、円形に伸ばして焼いた、薄焼きパンの一種です。
⇒よって正解です。

選択肢2. カーシャ(ロシア料理)

カーシャは、ロシアとポーランドの代表的な家庭料理です。そば・小麦・カラス麦・米などの穀物を牛乳で煮て、塩やバター、砂糖で味付けしたおかゆです。

選択肢3. ロティ(ネパール料理)

ロティは、インドやパキスタン、ネパールなどで一般的に食べられている、全粒粉を使った無発酵パンの一種です。

選択肢4. ほうとう(日本料理)

ほうとうは、山梨県の郷土料理です。小麦粉を練り、ざっくりと切った太くて長い麺を、野菜と一緒にみそで煮込んだものです。
うどんと違い、麺を打ったあと寝かせずに、すぐに切って煮込むため、汁にとろみがついています。かぼちゃを入れて作ることが多いです。

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03

設問に「とうもろこし」「メキシコ料理」のワードが出てきたら「トルティージャ」の組み合わせで間違いありません。トルティージャさえ知っていれば、ほかに知らない世界の料理が出てきても、正解が導き出せます。

とうもろこし粉は乾燥させたとうもろこしを粉砕したもので「コーンフラワー」「コーンミール」「コーングリッツ」があります。

コーンフラワー:料理やお菓子
コーンミール:トルティージャ
コーングリッツ:あらびきがゆ(ポレンタ)

ナン: インド ー 小麦
米飯: 日本、東南アジア ー 米
トルティージャ:ー メキシコ ー とうもろこし粉
ロティ: ネパール、パキスタン、インド ー 全粒粉

各選択肢については、以下のとおりです。

選択肢1. トルティージャ(メキシコ料理)

トルティージャはとうもろこし粉を使ったメキシコ料理なので正解です。

選択肢2. カーシャ(ロシア料理)

誤りです。カーシャはロシアのお粥で、麦やそばの実を柔らかく炊いたものです。

選択肢3. ロティ(ネパール料理)

誤りです。ロティは全粒粉で作るネパールのパンです。

選択肢4. ほうとう(日本料理)

誤りです。ほうとうは小麦粉の生地を幅広に切ったものと野菜を煮込んだ日本料理です。

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