調理師の過去問
令和2年度10月実施分
食品学 問11

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問題

調理師試験 令和2年度10月実施分 食品学 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

米に関する記述で、(   )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
『( A )は、米粒が細長くて砕けやすい。( A )のうるち米の米飯は、粘りが( B )。世界で消費されている米の約80%が( A )である。』
  • A:ジャポニカ米  B:多い
  • A:ジャポニカ米  B:少ない
  • A:インディカ米  B:多い
  • A:インディカ米  B:少ない

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この過去問の解説 (3件)

01

正解はA:インディカ米  B:少ない です。

米は形態により、短粒種(ジャポニカ米)と長粒種(インディカ米)に大別できます。

・インディカ米は、米粒が細長くて砕けやすいのが特徴です。粘りが少なく、炊くとパサパサした感じで、ピラフやカレーなどによく合います。

中国中南部・タイ・ベトナム・インド・マレーシア・バングラデシュ・フィリピン・アメリカなどで主に作られています。

・ジャポニカ米は、米粒が短く、円形に近いのが特徴です。炊くと粘りとつやがでます。

日本・朝鮮半島・中国東北部・ヨーロッパの一部で主に作られています。

正解は

『インディカ米は、米粒が細長くて砕けやすい。インディカ米のうるち米は、粘りが少ない。世界で消費されている米の約80%がインディカ米です。』

よってA:インディカ米  B:少ない が正解になります。

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02

私たち日本人になじみ深いのはジャポニカ米ですが、海外ではパラパラして細長い形のインディカ米のほうが普及しています。

ジャポニカ米:米は短くて丸い形。粘りが多い。日本をはじめ東アジアで栽培されている。

インディカ米:米は細長い形。粘りが少なく、パサパサした食感。アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアなど多くの国で栽培されている。

各選択肢については、以下のとおりです。

選択肢1. A:ジャポニカ米  B:多い

ジャポニカ米は米粒が細長くないので「誤り」と判断できます。

選択肢2. A:ジャポニカ米  B:少ない

ジャポニカ米は米粒が細長くないので「誤り」と判断できます。

選択肢3. A:インディカ米  B:多い

インディカ米は粘りが多くないので「誤り」と判断できます。

選択肢4. A:インディカ米  B:少ない

インディカ米は、米粒が細長くて砕けやすく、粘りが少なく、世界の80%で消費されているので「正解」です。

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03

正解は「A:インディカ米  B:少ない」です。

各選択肢は以下の通りです。

選択肢1. A:ジャポニカ米  B:多い

ジャポニカ米は”円粒”で、”粘りは多い”米ですが、世界の消費は少なく間違いです。

選択肢2. A:ジャポニカ米  B:少ない

ジャポニカ米は”粘りが多い”ので間違いです。

選択肢3. A:インディカ米  B:多い

インディカ米は細長く硬質のため砕けやすく、世界での消費量も高いですが、”粘りが少ない”ので間違いです。

選択肢4. A:インディカ米  B:少ない

米に関する記述で問われている内容は米の種類と性質です。尚、ジャポニカ米は日本型円粒で軟質で味がよく、粘りが多い品種になり、インディカ米はインド型長粒で硬質で貯蓄性が高いと言われています。

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