調理師の過去問
令和2年度10月実施分
栄養学 問22

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問題

調理師試験 令和2年度10月実施分 栄養学 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

ビタミンに関する記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
  • 水溶性と脂溶性がある。
  • ヒトの皮膚で作ることができるものがある。
  • 酵素の補酵素になるものがある。
  • ヒトのエネルギー源になるものがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

ビタミンは、生命の維持に必要な有機化合物のうち、エネルギー源となる炭水化物、たんぱく質、脂質以外の栄養素のことです。エネルギーには使われず、体の調子を整えるはたらきがあります。


各選択肢については、以下のとおりです。

1 .ビタミンには水溶性と脂溶性があるので「正しい」内容です。

2.ヒトは皮膚でビタミンDが生成できるので「正しい」内容です。

3.ビタミンB群、ナイアシンは補酵素になるので「正しい」内容です。消化、吸収、代謝などをするのが酵素、その酵素を補助するのが補酵素です。

4.ビタミンはエネルギーにならないので正しくありません。よって、4を選ぶのが正解です。

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02

正解は4です。

1:ビタミンは化学的性質により、油脂に溶けやすい脂質性ビタミンと、水に溶けやすい水溶性ビタミンに分類されます。

2:ヒトの皮膚で作ることができるものはビタミンDです。皮膚にはコレステロールに由来するプロビタミンDがあり、日光中の紫外線に当たると、活性化されてビタミンDへ変化します。

3:補酵素として機能するビタミンは、8種類のビタミンB群(ビタミンB₁、B₂、ナイアシン、B₆、B₁₂、葉酸、パントテン酸、ビオチン)とビタミンCです。

4:ビタミンはヒトのエネルギー源になりません。
ビタミンとは、微量で栄養機能を発揮し、体内のさまざまな代謝を調節する成分です。
⇒よって正解です。

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03

正解は4です。

ビタミンは他の栄養素の働きを助けてくれる成分で水溶性と脂溶性があります。またヒトの皮膚では日光に浴びることによりビタミンDを生成し、ビタミンB群は糖質や脂質、たんぱく質の補酵素になる成分です。誤っているのは選択肢4の「エネルギー源になるものがある」になります。

その他の回答選択肢は以下の通りです。

回答1:ビタミンには水溶性と脂溶性があり正しいです。

回答2:ヒトの皮膚は日光を浴びることでビタミンDを生成するので正しいです。

回答3:ビタミンB群は糖質や脂質、たんぱく質の補酵素の役割があり正しいです。

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