調理師の過去問
令和2年度10月実施分
調理理論 問53

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問題

調理師試験 令和2年度10月実施分 調理理論 問53 (訂正依頼・報告はこちら)

食べ物とその食べ物をおいしいと感じる温度の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
  • 紅茶、緑茶 ―――― 約100℃
  • 茶わん蒸し ―――― 約60~65℃
  • アイスクリーム ―― 約0℃
  • 冷やっこ ――――― 約5℃

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

食べ物がおいしく感じられる温度は、一般に体温+-25~30℃とされています。また、甘味、塩味、苦味などは温度によっても感じ方が変わってきます。

冷たい飲み物:5~10℃
あたたかいもの:60~65℃
豆腐:冷やっこは15~17℃、湯豆腐は60~65℃


各選択肢については、以下のとおりです。

1.コーヒー、紅茶、緑茶、スープをおいしいと感じる温度は60~65度とされているので「誤り」です。

2. 茶わん蒸しをおいしいと感じるのは 60~65℃とされているので「正解」です。

3. 「誤り」です。 0℃くらいだと溶けて液状になるので、おいしく感じられません。

アイスクリームは0℃以下で溶け始めます。冷凍庫は-18℃以下に設定されており、少し溶け始める-5~-10℃くらいになったときが最もおいしく感じられます。

4.冷やっこをおいしいと感じる温度は15~17℃とされるので「誤り」です。

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02

正解は2です。

食べ物を美味しいと感じる温度は、温かいものは60~70℃、冷たいものは0~10℃といわれています。体温の±25~30℃の飲食物を美味しいと感じます。

1:紅茶、緑茶の飲み頃の温度は約60~75℃です。

2:茶碗蒸しの食べ頃の温度は約60~65℃です。

⇒よって正解です。

3:アイスクリームの食べ頃の温度は約-8~-14℃です。

4:冷奴の食べ頃の温度は約17℃です。冷たすぎると美味しさを感じにくくなります。豆腐の油分が溶け出して、豆腐のもつ甘みや旨味が感じられ、一番美味しく食べられる温度が約17℃です。

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03

正解は「茶わん蒸し ―― 約60~65℃」です。

選択肢1. 紅茶、緑茶 ―――― 約100℃

紅茶の適正温度は100℃で緑茶70℃〜80℃が適正温度になるので誤りです。

選択肢2. 茶わん蒸し ―――― 約60~65℃

食べ物とその食べ物をおいしくと感じる適正温度の組み合わせとして正しいものは「茶わん蒸しと約60〜65℃」です。

食べ物をおいしく提供するには適温や適量、適時が大切になります。

茶わん蒸しなど卵料理は弱火で蒸し(85℃〜90℃に保つ)、強火で急激に加熱すると高温になりスが立ち、仕上がりがきめの粗いものになり食感も低下してしまう料理です。

選択肢3. アイスクリーム ―― 約0℃

アイスクリームは基本的に-18℃以下で保管されているので誤りです。

選択肢4. 冷やっこ ――――― 約5℃

冷やっこは15℃〜17℃が適正温度になるので誤りです。

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