調理師の過去問 令和2年度10月実施分 食文化概論 問59
この過去問の解説 (3件)
正解は2です。
「ほうとう」は、小麦粉で作った麺を野菜などと一緒に煮込んで食べる、山梨の郷土料理です。
小麦粉と水を混ぜて練った生地を包丁で幅広に切り、カボチャなどの野菜と一緒に煮て、みそ仕立てにするのが一般的です。
各選択肢については、以下のとおりです。
1.ずんだ餅は、つぶした枝豆に砂糖を加えたものを餅にからめるので、 胡麻は「誤り」です。宮城県の郷土料理です。
2 ほうとうは小麦粉で作るので「正解」です。
3. おきゅうとは、 海藻のエゴノリとイギスを煮溶かして固めた加工食品です。福岡市の郷土料理です。芋は使わないので「誤り」です。
4. きりたんぽは、すりつぶしたご飯を棒の回りにくっつけて焼き目を付けたものです。秋田県の郷土料理です。 魚は使わないので「誤り」です。
正解は2です。
1:ずんだ餅は宮城県の郷土料理です。
茹でた枝豆をすりつぶして、塩や砂糖で味付けした飴を、つきたての餅にからめたものです。
2:ほうとうは山梨県の郷土料理です。
季節の野菜を入れた煮込みうどんです。うどんの原材料は小麦粉です。
⇒よって正解です。
3:おきゅうとは福岡県の郷土料理です。
海藻を固めた加工品です。エゴノリや沖天テングサを使用しています。
4:きりたんぽは秋田県の郷土料理です。
飯を粗くつぶして、秋田杉の串にちくわ状につけて焼いたものです。
正解はほうとう ―― 小麦粉です。
ずんだ餅は枝豆を使った餅になるので誤りです。
郷土料理と主材料の組み合わせとして正しいものは「ほうとう、小麦粉」です。
ほうとうは山梨県を中心とした地域で作られている郷土料理で主材料は小麦粉になります。
小麦粉を練りざっくりと太く短く切った麺で野菜などと共に味噌仕立ての煮込み料理です。
おきゅうとは海藻を固めた食品なので誤りです。
きりたんぽは米が主材料になるので誤りです。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。