調理師の過去問
令和2年度12月実施分
食品学 問13

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問題

調理師試験 令和2年度12月実施分 食品学 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

食品とその原料に関する組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
  • うぐいすあん ―― ささげ
  • 甘納豆 ――――― いんげん豆
  • はるさめ ―――― 大豆
  • 豆苗 ―――――― そら豆

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

食品とその原料に関する組み合わせとして正しいものは2の「甘納豆といんげん豆」です。いんげん豆の主成分はでんぷんで煮豆や白あんの原料、菓子原料などに利用されています。

その他の回答選択肢は以下の通りです。

回答1:うぐいすあんは青エンドウ(グリーンピース)を茹で潰し砂糖や蜜で甘く味付けしたものなので誤りです。

回答3:はるさめは緑豆やじゃがいも、さつまいもから採取したでんぷんが原料になるので誤りです。

回答4:豆苗はえんどう豆の若菜になりますので誤りです。

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02

正解は2です。

甘納豆(あまなっとう)は、さまざまな豆を甘く似て砂糖をまぶしたお菓子です。いんげん豆も甘納豆に使われます。

豆類(大豆、 小豆、そら豆、 いんげん豆、ささげ、えんどう豆、緑豆)に関する問題で、出題されやすい特徴、調理法をあわせて紹介しておきます。

大豆:たんぱく質・脂質を多く含む。浸水してから煮る。重曹を入れると柔らかくなる。納豆

小豆(あずき):炭水化物・脂質を多く含む。 浸水せずに煮ることができる。あん

そら豆:炭水化物・脂質を多く含む。 トウバンジャン

いんげん豆:白あん

ささげ:赤飯

えんどう豆:炭水化物・脂質を多く含む。豆苗(とうみょう)、グリーンピース、うぐいすあん

緑豆(りょくとう):もやし、はるさめ

その他の回答選択肢は以下の通りです。

1 .うぐいすあんは、ささげではなくえんどう豆で作られるので、誤りです。

2 .いんげん豆で甘納豆が作れるので、正解です。

3 .はるさめは、大豆ではなく緑豆のでんぷんから作られるので、誤りです。

4 .豆苗は、えんどう豆の若い苗のことなので、誤りです。

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03

正解は2です。

1:うぐいすあんの原料は青えんどう豆です。

青えんどう豆を半日~1日吸水させたあと、豆を洗い、水を入れて茹でます。

裏ごしして砂糖を加えて練ると、うぐいすあんができます。

2:甘納豆の原料は、小豆の中でも大粒で煮たときに皮が破れにくい特徴をもつ、大納言、花豆、えんどう豆、いんげん豆、金時豆、黒豆などです。

乾燥した粒のそろったものを使います。

⇒よって正解です。

3:はるさめの原料は緑豆です。

4:豆苗の原料はえんどう豆です。えんどう豆の若葉は、豆苗として中華料理の高級食材として扱われてきましたが、最近ではスプラウトの一種として人気があります。

そら豆は豆板醤の原料豆です。

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