調理師の過去問
令和3年度10月実施分
栄養学 問20
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問題
調理師試験 令和3年度10月実施分 栄養学 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
胃の機能に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 食後に内容物をかゆ状にして一時的にためる。
- 内容物を少しずつ結腸へ送り出す。
- アルカリ性の胃液を分泌する。
- α-アミラーゼが分泌される。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は(1) 胃は、食後に内容物をかゆ状にして一時的にためてから、消化の進行に合わせて少しずつ十二指腸へ送り出していきます。
胃では消化酵素ペプシンが分泌されます。ぺプチンはたんぱく質を小さな分子(ペプトン、プロテオース)に分解します。
各選択肢については、以下のとおりです。
1 .○ 胃は食後に内容物をかゆ状にして一時的にためるので正解です。
2 .× 胃とつながっているのは十二指腸なので、結腸は誤りです。
3 .× 胃液は酸性なので、アルカリ性は誤りです。
4 .× α-アミラーゼは口内の唾液や膵臓で分泌される消化酵素で、胃では分泌されないので誤りです。
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02
正解は1です。
主な胃の働き
①摂取した食べ物を、一時的にためる
②ためた食べものを消化する
③どろどろになった食べ物を、蠕動運動によって十二指腸に送る
1.食後に内容物をかゆ状にして一時的にためます
2.胃は内容物を、十二指腸へ送り出します
3.酸性の胃液を分泌します。
胃液の主な成分は、胃酸、ペプシノーゲン、粘液です。
ペプシノーゲンは、胃酸によりペプシンという消化酵素に変化し、
タンパク質をポリペプチドに分解します。
4.α-アミラーゼは唾液や膵液に含まれ、デンプンを麦芽糖に分解します。
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03
正解は「食後に内容物をかゆ状にして一時的にためる。」です。
食後に内容物をかゆ状にして一時的にためる機能があります。そのため正解です。
胃とつながっているのは十二指腸です。結腸は大腸の主要部分で、小腸とつながっています。
胃液は酸性で、アルカリ性は誤りです。
ペプシンや塩酸などを含んでおり、主にたんぱく質の消化を担います。
α-アミラーゼは、胃ではなく唾液や膵臓に含まれます。
でんぷんを加水分解する酵素をアミラーゼと呼びます。胃で分解されるのは主にたんぱく質のため、誤りであることがわかります。
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