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調理師の過去問 令和3年度10月実施分 食品衛生学 問40

問題

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食品添加物の使用目的と用途の組み合わせとして、誤っているものを一つ選びなさい。
   1 .
食品の酸化、変敗の防止 ――――― 酸化防止剤
   2 .
食品の栄養価の維持、強化 ―――― 保存料
   3 .
食品製造、加工に不可欠なもの ―― 乳化剤
   4 .
食品の魅力を引き出すもの ―――― 着色料
( 調理師試験 令和3年度10月実施分 食品衛生学 問40 )
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この過去問の解説 (3件)

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正解は2です。

1 .食品の酸化、変敗の防止には、酸化防止剤が用いられます。酸化防止剤の代表例は、アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタミンE、カテキンなどが挙げられます。

2 .食品の栄養価の維持、強化には、栄養強化剤が用いられます。そのため、誤りとなりこの問いでの正答になります。

 栄養強化剤には、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類が挙げられます。

 保存料は、食品の腐敗を防ぐために微生物の増殖を抑える目的で用いられます。

3 .乳化剤は、食品製造、加工に不可欠なものです。混ざりにくい水と油を乳化させ、混ぜ合わせることを目的として使われます。

4 .着色料は、食品の魅力を引き出すものです。着色により、食欲を増進させる色にする、見た目を美しく見せる目的で使われます。

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(2)の「食品の栄養価の維持、強化」と「保存料」の組み合わせは正しくありません。誤っているものを選ぶ問題なので2が正解です。

「食品の栄養価の維持、強化」を目的としているのは栄養強化剤ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類)です。

各選択肢については、以下のとおりです。

1 .× 設問のとおり、酸化防止剤は食品の酸化、変敗の防止をする目的で使用されます。よって1は選択しません。

2 .○ 保存料は食品の栄養価の維持、強化をする目的で使用されていません。よって2を選択するのが正解です。

3 .× 乳化剤は、従来混ざり合わない水と油を混ぜ合わせて均一にし、安定させるために欠かせません。設問のとおり、乳化剤食品製造、加工に不可欠なものです。よって3は選択しません。

4 .× 設問のとおり、着色料は食品の見た目を美しくして魅力を引き出すものです。よって4は選択しません。

0

正解は、「食品の酸化、変敗の防止ーーーー保存料」です。

選択肢1. 食品の酸化、変敗の防止 ――――― 酸化防止剤

不正解です。

酸化防止剤は、食品の酸化、変敗の防止の目的で使用されます。

正式名称は、「Lーアスコルビン酸」といいます。

ちなみにビタミンCも酸化防止剤で、食品に酸化防止剤として使用する際は「ビタミンC」「V.C」の表記が必要になります。

したがって、上記の選択肢の組み合わせは正しいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

主な酸化防止剤:アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタミンE、カテキンなど

選択肢2. 食品の栄養価の維持、強化 ―――― 保存料

正解です。

保存剤は、食品の栄養価の維持、強化の目的では使用されません。

保存料は、食品中の微生物の増殖を防ぐ目的で使用されます。

(食品の腐敗、変敗の原因は微生物の増殖によるものだから)

食品の栄養価の維持、強化の目的で使用したい場合は、「栄養強化剤」を使用します。

したがって、上記の選択肢の組み合わせは誤りです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

栄養強化剤:ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類など

選択肢3. 食品製造、加工に不可欠なもの ―― 乳化剤

不正解です。

乳化剤は、食品製造、加工に不可欠なものです。

乳化剤の働きは様々で、起泡効果食品成分の向上・維持風味の改善など使い勝手のよい添加物の代表格です。

食品用の乳化剤のなかで最も使用されていて、かつ安全性が高い乳化剤は、「グリセリン脂肪酸エステル」です。

『乳』という字が使用されていますが、乳由来原料は使用されていません。

したがって、上記の選択肢の組み合わせは正しいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

乳化:本来混じり合わない物(ex.水と油)が、均一に混ざり合う働きのこと。

選択肢4. 食品の魅力を引き出すもの ―――― 着色料

不正解です。

着色料は、食品の魅力を引き出すものと言えます。

食品によく利用される色素は、「合成着色料」「天然着色料」の2種類です。

合成着色料:「タール系色素」石油製品を原料としている。

天然着色料:「クツナシ黄色素」「コチニール色素」「シソ色素」など自然にあるものから抽出される。

生鮮食品に着色料を使用することは禁じられています。

したがって、上記の選択肢は正しいです。

まとめ

食品添加物の名前、使用目的と一緒に表示時の名前も覚えておくと良いでしょう。

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