調理師の過去問
令和3年度10月実施分
調理理論 問48

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問題

調理師試験 令和3年度10月実施分 調理理論 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

調理法に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 煮物は、乾式加熱で加熱中の調味が容易である。
  • 蒸し物は、乾式加熱で水蒸気の熱で加熱する。
  • 焼き物は、乾式加熱で直火焼きと間接焼きがある。
  • 揚げ物は、湿式加熱で温度管理が容易である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は(3)   焼き物乾式加熱で、直火焼き間接焼きがあります。

加熱調理操作は「乾式加熱」「湿式加熱」「誘電加熱」があります。

乾式加熱(水を使わず加熱する)…焼き物、揚げ物、炒め物

湿式加熱(水を利用して加熱する)…煮物、ゆで物、汁物、蒸し物

誘導加熱(電子レンジ)

▼さらに、焼き物は直火焼きと間接焼きに分けられます。

直火焼き(熱源の放射熱を食品に直接伝えて焼く)…網焼き、くし焼き

間接焼き(熱源の放射熱・伝導熱・対流熱などを間接的に伝えて焼く)…鉄板焼き、包み焼き、オーブン焼き、フライパン焼き

※焼き物は乾式か湿式かという問題、加熱調理操作の組み合わせを問う問題が出るので、覚えておきたいです。

各選択肢については、以下のとおりです。

1 . ×煮物は乾式加熱ではないので誤りです。

2 . ×蒸し物は、水蒸気の熱で加熱するので湿式加熱です。

3 . ○焼き物は、乾式加熱で直火焼きと間接焼きがあります。

4 . ×揚げ物は湿式加熱ではないので誤りです。

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02

正解は3です。

1 .煮物は、湿式加熱です。湿式加熱とは、水を媒体として熱を伝える加熱法を指し、乾式加熱に比べ調味は容易です。

2 .蒸し物は、湿式加熱で水蒸気の熱で加熱します。乾式加熱ではありません。

 湿式加熱にはゆでる、蒸す、煮る、炊く等の調理法が当たります。

3 .焼き物は、乾式加熱で直火焼きと間接焼きがあります。

 直火焼きは熱源を直接当て焼く方法で、串焼き、グリルなどが当たります。

 間接焼きは調理器具などを用いて間接的に焼く方法で、フライパン焼きや鉄板焼き、ホットプレートなどが当たります。 

4 .揚げ物は、乾式加熱で温度管理は難しいです。

 液体ですが、湿式加熱は水を媒体とした加熱法で、揚げ物は油を媒体としているため乾式となります。 

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03

正解は、3です

①乾式加熱:水を直接の熱媒体としない加熱方法です

②湿式加熱:水を主な熱媒体とする加熱方法です。

1.煮物は、湿式加熱です。よって、誤りです。

2.蒸し物は、湿式加熱です。よって、誤りです。

3.焼き物は、乾式加熱です。よってこれが正解となります。

4.揚げ物は、乾式加熱です。よって、誤りです。

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