調理師の過去問
令和5年度
食文化概論 問4
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問題
調理師試験 令和5年度 食文化概論 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
西洋料理に関する記述で、( )に入る語句の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
『( A )は、地域ごとの郷土料理に特徴があり、特色ある料理は( B )やパエリアがある。』
『( A )は、地域ごとの郷土料理に特徴があり、特色ある料理は( B )やパエリアがある。』
- A:フランス料理 B:エスカルゴ
- A:イタリア料理 B:ミネストローネ
- A:スペイン料理 B:ガスパチョ
- A:スイス料理 B:ラクレット
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は A:スペイン料理 B:ガスパチョ です。
答えを当てはめると、
『( スペイン )は、地域ごとの郷土料理に特徴があり、特色ある料理は( ガスパチョ )やパエリアがある。』です。
となります。
ヒントになっているのが「パエリア」です。パエリアは代表的なスペイン料理なので、「A:スペイン料理 B:ガスパチョ」を選択すれば良いことが分かります。
「スペイン」「パエリア」のワードを使った同じような問題は出やすいので、確実におさえておきましょう。
パエリアはフランス料理ではないので、誤りと分かります。
エスカルゴは、食用のカタツムリ「エスカルゴ」を使ったフランス料理です。
パエリアはイタリア料理ではないので、誤りと分かります。
ミネストローネは野菜をたくさん入れたスープで、日本でも親しまれているイタリア料理のひとつです。
正解です。パエリアはスペイン料理なのでこちらを選ぶのが正解です。
「パエリア」はスペインのバレンシア地方発祥の米料理です。平たいパエリア鍋で米、たまねぎ、トマト、魚介類、サフランなどを一緒に炊きます。
「ガスパチョ」はスペインのアンダルシア地方発祥の冷たいスープです。トマト、きゅうり、にんにく、酢、オリーブオイル、パンなどをすりつぶして作ります。トマトをベースにした真っ赤なガスパチョがよく知られます。
パエリアはスイス料理ではないので、誤りとわかります。
「ラクレット」は、溶かしたラクレットチーズじゃがいもなどにかけて食べるスイス料理です。
西洋料理と国名の組み合わせに関する問題はしばしば出題されます。イギリス、ロシア、中国、韓国などの代表的な料理もおさえておきましょう。
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02
西洋料理の説明として正しいものを選択する問題になります。当てはめる言葉以外の所からヒントを得て選択していきましょう。
今回は(B)の後に「パエリア」があるので(A)はスペイン料理と想像できます。
誤った選択の為、不正解です。
エスカルゴはフランス料理の前菜として出てくる料理になります。しかし、パエリアはフランス料理に該当しません。
誤った選択の為、不正解です。
ミネストローネはイタリアの家庭料理として親しまれています。しかし、パエリアはイタリア料理に該当しません。
正しい選択の為、正解です。
ガスパチョはスペインの家庭料理として親しまれている冷製スープです。ポルトガルでも提供されています。
誤った選択の為、不正解です。
ラクレットはラクレットチーズを熱で削ぐ料理です。スイスやフランスを中心に人気の料理です。
完成した文章は『( スペイン )は、地域ごとの郷土料理に特徴があり、特色ある料理は( ガスパチョ )やパエリアがある。』です。
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