調理師の過去問
令和5年度
食文化概論 問3

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問題

調理師試験 令和5年度 食文化概論 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

お正月から始まる1年間の行事の順番として、正しいものを一つ選びなさい。
  • 重陽の節句 → 端午の節句 → 上巳の節句 → 節分
  • 上巳の節句 → 節分 → 重陽の節句 → 端午の節句
  • 端午の節句 → 重陽の節句 → 節分 → 上巳の節句
  • 節分 → 上巳の節句 → 端午の節句 → 重陽の節句

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は「節分 → 上巳の節句 → 端午の節句 → 重陽の節句」です。

 

▼試験では「行事食」が問われることもあるので、併せて載せておきます。

 

2月「節分」 2月 いり豆(福豆).

3月 「上巳の節句」(桃の節句)白酒、菱餅、ひなあられ

5月 「端午の節句」ちまき、柏餅

9月 「重陽の節句」(菊の節句)  栗ご飯

 

なお、節句はこのほかに、人日の節句(1月)、七夕の節句(7月)があります。人日・上巳・端午・七夕・重陽の節句をあわせて「五節句」といいます。

選択肢1. 重陽の節句 → 端午の節句 → 上巳の節句 → 節分

誤りです。重陽の節句は9月9日で、この中では順番が最後になっています。

 

重陽の節句は菊の節句とも呼ばれ、菊を飾ったり、菊酒・栗ご飯を用意して不老長寿を願います。

選択肢2. 上巳の節句 → 節分 → 重陽の節句 → 端午の節句

誤りです。上巳の節句は3月3日で、この中では2番目に訪れます。

 

上巳(じょうし・じょうみ)の節句は桃の節句と呼ばれ、厄払いをしたり、雛人形を飾ったりして女の子の成長を祝います。

選択肢3. 端午の節句 → 重陽の節句 → 節分 → 上巳の節句

誤りです。端午の節句は5月5日で、この中では3番目に訪れます。

 

端午(たんご)の節句は男の子の成長を祝い、5月人形やこいのぼりを飾ります。

選択肢4. 節分 → 上巳の節句 → 端午の節句 → 重陽の節句

正解です。「節分 → 上巳の節句 → 端午の節句 → 重陽の節句」の順番が正しいです。

 

節分は2月4日ごろ、立春の前日にあたる日に無病息災・家内安全を願って豆まきをします。

まとめ

1年間の行事については、同じような問題が出題されることがあります。五節句も覚えておきましょう。

 

1月7日  人日(じんじつ) の節句(七草の節句)ーー春の七草 

3月3日  上巳の節句ーー白酒、菱餅、ひなあられ

5月5日 端午の節句ーーちまき、柏餅

7月7日 七夕(しちせき)の節句(たなばた)ーー そうめん

9月9日 重陽の節句ーー 菊酒、栗ご飯

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02

五節句は、季節の変わり目に神様にお供え物をしたり邪気払いをしたりして無病息災を願う年中行事です。

人日の節句(1月7日):無病息災を願う日

上巳の節句(3月3日):女の子の健やかな成長を願う日

端午の節句(5月5日):男の子の健やかな成長を願う日

七夕の節句(7月7日):書道や裁縫の上達を祈り、星を祭る日

重陽の節句(9月9日):健康と長寿など実り多き人生を願う日

選択肢1. 重陽の節句 → 端午の節句 → 上巳の節句 → 節分

誤った選択の為、不正解です。

 

9月→5月→3月→2月と逆向きの順番になります。

選択肢2. 上巳の節句 → 節分 → 重陽の節句 → 端午の節句

誤った選択の為、不正解です。

 

3月→2月→9月→5月となり、正しくない順番になります。

選択肢3. 端午の節句 → 重陽の節句 → 節分 → 上巳の節句

誤った選択の為、不正解です。

 

5月→9月→2月→3月となり、正しくない順番になります。

選択肢4. 節分 → 上巳の節句 → 端午の節句 → 重陽の節句

正しい選択の為、正解です。

 

2月→3月→5月→9月となり、正しい順番になります。

まとめ

中国から伝わり、長く日本でも行われている行事、五節句。行事食も問われることがあるので一緒に整理しておくと良いでしょう。

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