調理師 過去問
令和6年度
問15 (食品学 問5)
問題文
香辛料とその主な成分の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
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問題
調理師試験 令和6年度 問15(食品学 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
香辛料とその主な成分の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
- とうがらし ――― クルクミン
- こしょう ――― ピぺリン
- しょうが ――― シニグリン
- ターメリック ――― カプサンチン
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は香辛料に関する問題で、それぞれの関係を理解しておくことが重要です。
とうがらしの主な辛味成分は「カプサイシン」であり、クルクミン(ウコンの成分)ではないです。
こしょう(ブラックペッパー・ホワイトペッパー)の辛味成分は「ピペリン」です。
しょうがの辛味成分は「ジンゲロール」や「ショウガオール」であり、シニグリン(カラシ成分)ではないです。
ターメリック(ウコン)の主成分は「クルクミン」であり、カプサンチンではないです。
主な香辛料に刺激性香辛料、芳香性香辛料、着色香辛料があります。それぞれの食品に関係する成分を理解しておくことが大事です。
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02
正解は、「こしょう ――― ピぺリン」です。
各選択肢については、以下のとおりです。
とうがらしの辛味成分は、カプサイシンです。
正解です。
しょうがの辛味成分は、ジンゲロン・ジンゲロール・ショーガオールです。
シニグリンは、わさびの辛味成分です。
ターメリックの色素成分は、クルクミンです。
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03
香辛料「こしょう」 ー 成分「 ピぺリン」 の組み合わせが正しいです。
こしょう、唐辛子、しょうが、ターメリックは類似した問題で出題されやすいので、主な成分との組み合わせを確実に覚えておきましょう。
各選択肢を見ると「クルクミン」「カプサンチン」「シニグリン」は香辛料との組み合わせが正しくありません。それぞれの選択肢についてみてみましょう。
誤りです。 とうがらしに含まれるのはカプサイシンです。
カプサイシンは、唐辛子の辛さのもとになる辛味成分です。
クルクミンはターメリックに含まれます。
そのとおり、こしょうの主な成分はピペリンです。
ピペリンはこしょうに含まれる辛味成分です。
誤りです。 しょうがに含まれるのは、ジンゲロン・ショウガオール・ジンゲロールという辛味成分です。
(生のしょうがに含まれるジンゲロン・ジンゲロールを加熱するとショウガオールに変化します。)
シニグリンは、わさび、からし、かいわれ大根などの辛味のもとになる成分です。
誤りです。ターメリックに含まれるのは黄色い色素のクルクミンです。カプサンチンは唐辛子に含まれます。
ターメリックはカレーのスパイスに欠かせない香辛料で、カレーの黄色い色や風味のもとになっています。
カプサンチンは、とうがらしやパプリカに含まれる赤い色素です。(とうがらしに含まれる辛味成分はカプサイシンです。カプサンチンと名前が似ているので、見間違いに注意です。)
香辛料と主な成分の組み合わせでは、とうがらしーカプサイシン、ターメリックークルクミンの組み合わせが出やすいので確実に覚えておきたいです。
また、こしょう、とうがらし、しょうがの辛み成分は、加熱、乾燥をしても辛味が変化しにくいですが、わさびの辛味は抜けやすいという点も、試験対策として、おさえておきましょう。
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