調理師 過去問
令和6年度
問37 (食品衛生学 問12)
問題文
食品添加物とその用途名の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
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問題
調理師試験 令和6年度 問37(食品衛生学 問12) (訂正依頼・報告はこちら)
食品添加物とその用途名の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
- L—アスコルビン酸 ――― 保存料
- 亜硝酸ナトリウム ――― 発色剤
- ソルビン酸カリウム ――― 甘味料
- アスパルテーム ――― 酸化防止剤
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は 「食品添加物とその用途名の正しい組み合わせを選ぶ」 ものです。組み合わせが出題された場合、役割や効能を理解しておくことが大切です。
L-アスコルビン酸(ビタミンC)は、酸化防止剤として使用されます。 保存料ではなく、食品の酸化を防ぐ目的で添加されます。
亜硝酸ナトリウムは、ハムやソーセージなどの加工肉の発色を良くするために使用される発色剤です。 ボツリヌス菌の増殖抑制効果もあります。
ソルビン酸カリウムは保存料であり、カビや酵母の増殖を抑えます。 甘味料ではなく、防腐剤としての用途があります。
アスパルテームは人工甘味料であり、砂糖の代替として使用されます。酸化防止剤ではなく、低カロリーの甘味料です。
それぞれの食添加物の役割、特徴をまとめておくことが重要です。類似しているような添加物があるので、しっかりと暗記することが大切です。
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02
正解は、「亜硝酸ナトリウム ――― 発色剤」です。
各選択肢については、以下のとおりです。
誤りです。
L—アスコルビン酸は、酸化防止剤です。
正解です。
誤りです。
ソルビン酸カリウムは、保存料です。
誤りです。
アスパルテームは、甘味料です。
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03
正解は「亜硝酸ナトリウム ー 発色剤」です。
亜硝酸ナトリウムは、食肉製品の色を赤く保つための発色剤として使われる食品添加物です。
食品添加物と用途名との組み合わせを問う問題は出やすいです。特に「亜硝酸ナトリウム×発色剤」の組み合わせは出ることが多いので、確実におさえておきたいです。
では、各選択肢をみていきましょう。
誤りです。 L—アスコルビン酸は主に酸化防止剤として使用されています。
また、L—アスコルビン酸はビタミンCなので、ビタミンCを強化する用途で使用されることもあります。
そのとおり、亜硝酸ナトリウムは、ハム、ソーセージなどの発色剤として使用されています。
亜硝酸(あしょうさん)ナトリウムは、肉のきれいなピンク色を保つはたらきをします。
肉は通常、加熱すると色素たんぱく質が変性するので色が白っぽくなってしまいます。一方、亜硝酸ナトリウムを使用すると肉のたんぱく質と結合して赤く発色し、加熱してもおいしそうなピンク色を保つことができます。
また、ボツリヌス菌など細菌の増殖を防ぐ、風味をつけるといった作用も持っています。
誤りです。ソルビン酸カリウムは保存料として広く食品に使用されています。
誤りです。 アスパルテームは食品添加物として認められている甘味料です。
今回出てくる食品添加物については、用途名との組み合わせを問う問題が出やすくなっています。過去問題を繰り返し解いて正しい組み合わせを確認しておくとよいでしょう。
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