調理師 過去問
令和6年度
問43 (調理理論 問3)
問題文
スチームコンベクションオーブンの機能に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
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問題
調理師試験 令和6年度 問43(調理理論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
スチームコンベクションオーブンの機能に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 自然対流式のオーブンより温度管理が難しい。
- スチームのみを使用する場合は、最高温度が100℃である。
- 高温調理による焼き物では、出来上がりの食材の乾燥が大きい。
- 蒸す、焼く、煮るなどの加熱調理が1台の機器でこなせる。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は 「スチームコンベクションオーブン(スチコン)の機能」についてのものです。機能について正しい知識を得る必要があります。それぞれの問題文を解説します。
スチコンはファンによる強制対流式 のため、自然対流式のオーブンよりも温度管理がしやすいです。温度ムラが少なく、安定した加熱が可能です。
スチーム(蒸気)のみを使用するモードでは、130℃が最高温度になります。
スチコンでは「コンビモード(スチーム+熱風)」が使用できるため、水分を保持しながら焼き上げることが可能です。これにより、通常のオーブンよりも乾燥しにくく調理できます。
スチコンは蒸す、焼く、煮ることが出来る機器です。
スチームコンベクションオーブンは現代の調理場では多く採用されている機器です。使用方法等を十分に理解しましょう。
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02
正解は「蒸す、焼く、煮るなどの加熱調理が1台の機器でこなせる。」です。
現場では「スチコン」と呼ぶことも多いスチームコンベクションオーブンは、オーブンにスチーム(蒸気)が組み込まれた加熱調理機です。蒸す、焼く、煮る、揚げるなどの加熱調理が1台でこなせます。
では、各選択肢をみていきましょう。
誤りです。スチームコンベクションは温度管理が簡単なので、誰が調理しても品質にムラができることなく、簡単に調理することができます。
誤りです。一般に、スチームのみ(スチームモード)の最高温度は130℃といわれています。料理に合わせて低温から高温まで設定を選ぶことができます。
誤りです。高温調理で焼き物を調理する場合、熱風とスチームを組み合わせること(コンビモード)で、食材の水分を保つことができます。
ただし、熱風だけ(ホットエアモード)で高温調理をすれば食材は乾燥しやすくなります。
そのとおり、蒸す、焼く、煮るなどの加熱調理が1台の機器でこなせます。
スチームコンベクションは、名前のとおりスチーム(蒸気)とコンベクション(熱風)で加熱調理をするオーブンです。
同じパターンの問題が出る傾向にあるので、過去問題に目を通しておくのが安心です。
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03
正解は、「蒸す、焼く、煮るなどの加熱調理が1台の機器でこなせる。」です。
各選択肢については、以下のとおりです。
誤りです。
自然体流式のオーブンは、熱電流が低く、焼けるのに時間ががかかったり、焼きムラができやすいです。
比べて、スチームコンベクションオーブンは、均一に加熱することができ、温度管理がしやすいです。
誤りです。
スチームのみを使用する場合は、最高温度が130℃です。
誤りです。
高温調理による焼き物では、出来上がりの食材の乾燥しにくいです。
正解です。
「蒸す」「焼く」「煮る」「茹でる」「炒める」「揚げる」などの調理が可能な機器です。
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