調理師 過去問
令和6年度
問44 (調理理論 問4)
問題文
イタリア料理の献立構成(コース)のプリモピアット(前菜の次の料理)として、誤っているものを一つ選びなさい。
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問題
調理師試験 令和6年度 問44(調理理論 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
イタリア料理の献立構成(コース)のプリモピアット(前菜の次の料理)として、誤っているものを一つ選びなさい。
- ミネストローネ
- パスタ料理
- リゾット
- アクアパッツァ
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は イタリア料理のコース(献立構成)における「プリモピアット(Primo Piatto)」 についてのものです。イタリア料理におけるそれぞれの役割を理解する必要があります。それぞれの問題文を解説します。
ミネストローネは野菜を中心としたスープであり、「プリモピアット」に分類されます。スープ料理 は一般的にプリモピアットに含まれます。
パスタ料理はプリモピアットの代表的な一品です。スパゲッティ、タリアテッレ、ラザニア などが含まれます。
リゾットもプリモピアットに含まれます。イタリアでは、米料理もパスタと並んでプリモピアットとして扱われます。
アクアパッツァは魚を使った料理で、セコンドピアットに分類されます。プリモピアットではなく、肉や魚を主体としたメインディッシュになります。
大きくわけて前菜、パスタ、魚料理、肉料理という流れで暗記しておくことで解答する事ができます。
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02
正解は、「アクアパッツァ」です。
各選択肢については、以下のとおりです。
ミネストローネは、プリモ・ピアットです。
パスタ料理は、プリモ・ピアットです。
リゾットは、プリモ・ピアットです。
誤りです。
アクアパッツァは、セコンド・ピアットです。
プリモ・ピアットは、米かパスタをベースとした前菜です。
セコンド・ピアットはたんぱく質が多く含んでいる前菜です。
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03
プリモピアット(前菜の次の料理)ではない料理はアクアパッツァです。
ポイントは、プリモ・ピアットは米、パスタ、スープという点で、他の3つの選択肢は該当しています。また、アクアパッツァは主菜級の魚料理なので、セコンド・ピアットと判断できます。
イタリア料理の献立構成(コース)
前菜 : アンティパスト(前菜)
↓
前菜の次の料理:プリモ・ピアット(第1の皿)
米、パスタ、スープ
↓
セコンド・ピアット(第2の皿)
肉、魚の主菜
↓
野菜料理: コントルノ
↓
デザート:ドルチェ
では、選択肢もみてみましょう。
ミネストローネはスープなのでプリモ・ピアットに該当します。
パスタ料理はプリモ・ピアットに該当します。
リゾットは米料理なのでプリモ・ピアットに該当します。
アクアパッツァはプリモ・ピアットではなく、セコンド・ピアット(主菜)です。誤っているものを選ぶ問題なので、こちらを選ぶのが正解となります。
セコンドピアット(第2の皿)はプリモ・ピアット(第1の皿)の次に提供されます。いわばメインディッシュで、肉か魚の料理となります。
プリモ・ピアットとセカンドピアットの違い、それぞれの特徴を覚えておくと、イタリア料理のコースに関する問題が出た時に安心です。
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