中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
経済学・経済政策 問2
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 平成29年度(2017年) 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
下図は、2000年以降の日本の経常収支の推移を示している。経常収支は、貿易・サービス収支、第1次所得収支、第2次所得収支から構成される。
図中のa〜cのうち、貿易・サービス収支と第1次所得収支に該当するものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
図中のa〜cのうち、貿易・サービス収支と第1次所得収支に該当するものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
- 貿易・サービス収支:a 第1次所得収支:b
- 貿易・サービス収支:a 第1次所得収支:c
- 貿易・サービス収支:b 第1次所得収支:a
- 貿易・サービス収支:c 第1次所得収支:a
- 貿易・サービス収支:c 第1次所得収支:b
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この過去問の解説 (2件)
01
aは第一次所得収支です。
貿易、サービス収支は、2011年の震災をきっかけにマイナスに転じます。
bは貿易、サービス収支です。
第二次所得収支がプラスになったことはありません。
cは第二次所得収支です。
よって正解は3です。
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02
経常収支の推移についての問題です。
本問を解くにあたってまず、グラフのbが貿易・サービス収支であると判断することができます。
貿易・サービス収支、第1次所得収支、第2次所得収支の中で黒字や赤字に変化しやすいのは、為替などの影響を受ける貿易・サービス収支であるためです。
bが貿易・サービス収支と特定できれば、選択肢の中で条件を満たすのは一つに絞られるため正解を導くことができます。
貿易・サービス収支:b 第1次所得収支:aであるため、本選択肢は不正解です。
貿易・サービス収支:b 第1次所得収支:aであるため、本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
貿易・サービス収支:b 第1次所得収支:aであるため、本選択肢は不正解です。
貿易・サービス収支:b 第1次所得収支:aであるため、本選択肢は不正解です。
本問で問われた貿易・サービス収支、第1次所得収支、第2次所得収支と経常収支について、簡単に解説します。
・貿易・サービス収支:財貨(物)の輸出入の収支とサービス取引の収支のことで実体取引を表しています。
・第1次所得収支:対外金融債権・債務から生じる利子・配当のことです。
・第2次所得収支:官民の無償資金協力、寄付、贈与の受払など対価を伴わない資産の提供に関する収支のことです。
・経常収支:貿易・サービス収支、第1次所得収支、第2次所得収支を合計したものです。
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