中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
経済学・経済政策 問3
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 平成29年度(2017年) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
国内総生産(GDP)に含まれるものとして、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a:株価の上昇
b:警察や消防などの公共サービスの提供
c:農家の自家消費
d:中古住宅の購入
a:株価の上昇
b:警察や消防などの公共サービスの提供
c:農家の自家消費
d:中古住宅の購入
- aとb
- aとc
- bとc
- bとd
- cとd
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この過去問の解説 (2件)
01
国民経済計算の一つである国内総生産(GDP)についての出題です。
国内総生産(GDP)とは、国内において一定期間の間に新たに生み出された財・サービスの付加価値の総額のことです。
反対に言うと、新たに生み出されたものではない「株価の上昇」や「中古住宅の購入」は含まれないことになります。
a:株価の上昇はGDPには含まれないため本選択肢は誤っています。
b:公共サービスもサービスの提供に該当するのでGDPに含まれるため、本選択肢は適切です。
c:農家の自家消費は市場で消費者に購入されたと仮定してGDPに含んで計算するため、本選択肢は適切です。
d:中古住宅、加えて中古車は、新たに生産されたものではないと考えるのでGDPに含まれないため、本選択肢は不適切です。
適切な選択肢は bとc です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
中古住宅や中古車の取引についての補足説明です。
財としては付加価値はないと考えますが、販売業者の手数料はサービスの提供と捉えるためGDPに含みます。
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02
含まれるものの例:公共サービス、農家の自家消費、持ち家の帰属家賃
含まれないものの例:家事、中古品の売買
a 含まれません
b 含まれます
c 含まれます
d 含まれません
よって正解は「3 . bとc」です。
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