中小企業診断士の過去問
平成29年度(2017年)
財務・会計 問7

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成29年度(2017年) 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

固定資産の減損に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 減損処理を行った場合でも、収益性の回復が認められる場合には減損損失の戻入れを行う。
  • 減損損失は、原則として特別損失とする。
  • 減損損失を認識するかどうかの判定は、個別の資産について行わなければならず、複数の資産からなる資産グループについて行ってはならない。
  • 固定資産の回収可能価額とは、再調達原価である。

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この過去問の解説 (2件)

01

1:収益性の回復が認められる場合でも、減損損失の戻入れは行わないので不適切です。

2:適切です。

3:減損損失を認識するかどうかは、資産グループについても行うので不適切です。

4:固定資産の回収可能額は、使用価値と正味売却価額のいずれか大きい方の価額となるため不適切です。

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02

固定資産の減損に関する問題です。

選択肢1. 減損処理を行った場合でも、収益性の回復が認められる場合には減損損失の戻入れを行う。

不適切です。収益性の回復が認められる場合でも減損損失の戻入れは行いません。

選択肢2. 減損損失は、原則として特別損失とする。

適切です。

選択肢3. 減損損失を認識するかどうかの判定は、個別の資産について行わなければならず、複数の資産からなる資産グループについて行ってはならない。

不適切です。資産グループで行うこともあります。

選択肢4. 固定資産の回収可能価額とは、再調達原価である。

不適切です。固定資産の回収可能額は、正味売却価額と使用価値のいずれか高い方です。

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